Thee Rang 跡地

https://solaponz.hatenadiary.jp/ 跡地

様々なWEBLOGを読む

 ェブログというものを甘く見ていた。
 実は僕がウェブログというのを読み出したのは自身が書くようになってからだ。つまり2006年の五月やそこらという事になる。それまでは他人のブログを読んだりコメントしたりというような事はほぼ一切無かったように思う。
 しかし、書き始めると参考にしようと思って色々なブログを見ていった。周辺の友人のブログを読む事から始まって、色々な人のブログやソーシャルブックマーク上のブログなどに手を出してみた。するとあるわあるわ。おびただしい数のブログが出てきて色々と読んでいくうちに、世の中にはすさまじいブログがたくさんあるんだなあと感心させられる。
 僕のブログは結構「長い」とか、「読むのに気合がいる」とか言われる事がある。僕もそりゃよくないな、と思って短めの文章にしたり改行を多く入れてみたりしてたんだが、そんな友人達の言葉などあざ笑うかのような凄まじい長さ・密度のWEBLOGがざくざく出てきた。
 遅ればせながらWEBLOGの爆発的普及の理由が判ったような気がした。
 んで、そういうBLOGたちは結構連携したりしていて色々なブログの意見を読んでコメントしたり、議論が交わされたりしている。自分がだれだれからこの文章を引用しましたよという情報をそのソース側の人に知らせるのを可能にしているのが「トラックバック」という技術らしい。このトラックバックは以前からよくわからない概念だったが、ようやく使い道が理解できた。
 しかし読んでいるとWEB上でタダで公開するのがもったいないようなおもしろいものがたくさんある。作者の素性が謎というのもおもしろさの要素だ。しかし、その人がどういった社会的地位でいてどういった本を読んでいてどういった生活をしているか・・・というのは文章の行間にじんわりと滲み出てくる。そういった人々が時には概念的なことについて、時には時事的な話題について色々と書いているのをリアルタイムにしかも無料で読めるというのは素晴らし過ぎる。WEB2.0とかって最近うるさかったりするがBLOGがその先駆け的なポジションだったりするのかな?トラックバックというのは相変わらず良く判らないので、色々な文章を引用するという事を僕もやってみようかと思う。でもこれって無断でやっていいものなのかどうかが判らないが…まあ公開してる訳やし悪くは無いわなあ。
 ただしかし大事なのはWEBLOGの姿勢ってやつで、おもしろいWEBLOGはことごとくその主張に一貫性を持っている。そして、色々な価値感を生み出している。この生み出すというのが大きなポイントで、何かを新たに生産しているという所におそらく読者が刺激されてブックマークをするのだろう。そういうブログを読んでいて驚かされるのはその文章の『意外性』『一貫性』『文章量』だ。僕はこのブログを備忘録的なメモ帳、たまに回想日記を含むかなくらいの位置づけで書いているので、これといってそれを変える訳はない。僕の文章は決して長くはないという事もわかってすこし安心したし(冗長じゃないかどうかは判らない)。そういうのが作りたいなら(作れるようになったら)全く新しいIDで始めるのが賢いかな。