Thee Rang 跡地

https://solaponz.hatenadiary.jp/ 跡地

2011-01-01から1年間の記事一覧

過ぎたるは一周まわる

一周回っておもろいとか、一周回ってかっこいいとかっていう表現がある。これはものすごく味わい深い表現だと思う。シニカルというか偏見とか排他感情とか厭世観が小粒で含まれていて、それでいて空気を読みながらその場で最適解の行動を取る事が美徳とされ…

情報収集の質の変遷

情報収集のやり方が、ネット以前と以後で変わってきているような気がする。・・・というような事を、電車の中で考えてみた。というのも、電車に乗って、つり革に捕まって新聞を読んでいるごくごく普通のサラリーマンの姿に、何か違和感を覚えたからなのだっ…

Go Pro素晴らしい

物欲には果てがない。何か新しいモノを買って一時的に満たしたとしても、またすぐに次に欲しいものが出てくるので、年がら年中欲しい欲しいばっかりいっているようでとてもつまらない。なので、社会人になったときに、『欲しいものは三ヶ月我慢して、それで…

読み手に理解を強要してはならない

いろんな文章を読んだり書いたりしてて思うことに、『君、なに読み手に期待してんの?俺アホだよ?』ってのがある。なんというか、読んでいてしんどいというか、その筆者の独自の世界観や言語感がいたるところで感じられるのはいいことなのだが、そこに入り…

SNSにハマったら…

SNSを一番最初に使い始めたのはいつ頃だったろうか。確か、就職活動をはじめた頃、Greeに誘われたのが最初だったように思う。リアルで仲のいいやつらとネットでつながり、彼らがどういう人達と付き合っているのかとても興味津々に眺めていた記憶がある。たま…

大きい物を手に入れる為には

何か大きなものを持とうと思ったら、一度いま持っている物を下に置かなければならない。人間、ついつい現状に阿り安寧を享受してしまう習性に流されるものだが、しかし新しいことや全く違う事をやりたい場合は、そういった心地よい現状というのを一旦破棄し…

マウイ島のおすすめルアウ

こないだ行ってきたハワイの写真を色々見ていたら、道中特に楽しかったルアウが印象深かったのでご紹介。名前は、"オールド・ラハイナ・ルアウ"(Old Lahaina Luau)という。 オールド・ラハイナ・ルアウについて ルアウとは・・・ =『宴』の意味。一般的に…

ショート・ショートはどんだけショートか

星新一という偉大な作家がいる。ショートショートの神様と言われ、未だに多くの人々が彼の新しいファンとなっている。寓話的、かつ普遍的であり、ただ読んでいて面白いというだけでなく、社会風刺や、人間の業への皮肉のようなエッセンスも兼ね備えた、する…

芸術、ときどきパトロン

芸術にパトロンあり。 パトロンは, ラテン語の「父 (パテル: Pater) 」から派生したラテン語の「私的庇護者 (パトロヌス; Patronus) に由来する. 秀吉の入れ込みで千利休が茶道を大成させたり、シュラッテンバッハ伯爵の寵愛により天才・モーツァルトがその…

日本語の書き方何処

文章がこの世に生み出される以上、それは誰かに読まれる前提で書かれなければならない。このブログは最初僕の備忘録や練習帳のような感じで始まったものだったが、それでもいくらかの方が読んでくださっている事を知り、いつか聞いたこの冒頭の一節を時折思…

なべつかみ便利すぎる

つい先日、100円ショップで鍋つかみを買った。おそらく僕の人生の中で、自分の金で鍋つかみをかった初めての体験だったが、これが驚くほど便利だったので、驚きと共に書きつけておく。鍋つかみという名称からして、これは熱くて持てなくなった鍋をもつための…

優柔不断の免罪符

優柔不断、とは何時の世も男に投げかけられる、わりと最大級の侮蔑であったりする。男なら、スパッと決めて、潔く責任を持つべしといったような考え方に由来するのだろうが、そんなことを言われても分からんもんは分からんし、決められんもんは決められん。 …

ペットボトルでお茶飲もう

高校のころのある友人は、ある日スーパーでペットボトル入りのお茶を買っているとき、『お茶なんて買うものじゃない!家でお母さんに作ってもらいなさい』と、見知らぬおじさんに怒られたことがあると言っていた。今でこそお茶を自販機で買うのなんて当たり…

目玉焼き

って、どーやってつくんだっけ?とかふと分からなくなったのでおさらい。。 なるほど、白身と黄身を分離させんのかー。やるな。 蒸し焼く。最後まで強火。黄身が白くなるのが許せる人ならこれでもいいんかもなー。 電子レンジつかってやってるが、焼き目がつ…

首都圏お国自慢

僕のような田舎者にいまいちピンとこないものに、首都圏の地域による序列がある。兵庫県の西宮に住んでいた頃は、住む地域が比較的いい地域か、それともイケてない地域か…など考えたこともなかったが、就職にあたり首都圏に越してきたとき、「家はきまったの…

爪切り習慣

先ほど、ふと思い立って手足の爪、合計20カ所を全て爪切りをつかって手入れしてみた。爪を切るのはすっきりしてとても気持ちがいいもんだ。特に、しばらく放置して伸びてしまっている爪は、見る度に切りたくて切りたくてウズウズしてしまうというのが人の常…

寝台列車に乗る気分

高松の実家に帰るときに、僕はかならず飛行機を使う。別に僕でなくても大抵の人は飛行機で帰ると思うが、まあ時間も節約できるし羽田も便利になったので、当然だ。新幹線では岡山まで4時間、そこから高松まで1時間、と合計5時間もかかってしまうが、飛行機に…

知的照明システム

同志社大学工学部インテリジェント情報工学科、知的システムデザイン研究室というところが研究している(していた?)知的照明というのを今はじめて知ったが、なかなかおもしろそうだ。 知的照明グループ@知的システムデザイン研究室http://mikilab.doshish…

四苦発句

俳句は難しい。人の心情や景色のさまの移り変わりを時には切れ味鋭い言葉でえぐりだし、時には温かく包みこむような言葉で覆い尽くす。季語という縛りにより、平面+立体に加え、時間の移ろいという四次元的要素が必要不可欠となる。今の時代、俳句って一体…

信用創造の錬金術

銀行が果たす役割の一つとして、もっとも重要なものに『信用創造』というものがある。とてもおもしろい仕組みなのだが、おそらくニュースを聞いていたり金融に関する本を読んでもあまりピンとくるものでもないだろうから、簡単にご紹介。これを読んだら、次…

論考:若気の至りとしての哲学

哲学書を読んだことがあるだろうか。巷の哲学入門書とやらを開いてみると、理解する事自体が苦行のような非常に混みいっており曖昧模糊とした主観的な文章に、起承転結も論点整理もなく謎の論理飛躍が延々と続く、読書のおもしろくなさを凝縮したようなもの…

100円ショップで役に立ったもの

100円ショップが普及しだしたのはいつ頃だったろうか?街の一角にダイソーが出来て、皆が驚きと共に歓迎したのはそう昔では無かったように思う。当時は100円ショップはまだ珍しく、人と行くたびに『え、これも100円!?』などと驚き合っていたものだ。そんな…

ジャンル別のおもんない記事

では、逆におもんない記事はどういう特徴があるのか?をもうちょっと詳しく、追記しよう。何事も、賛辞や賞賛よりもこういった批判や悪口のほうが好奇心をもって耳を傾けるものだ。そして悪口に眉をひそめながらも、内心は「自分だけが考えているのでは無か…

ジャンル別おもろいコンテンツの特徴

ふとこうやって思いついたときに物を書いていて、はやり他人の書いたものもどんなものか気になることがある。インターネットはクリックひとつでほぼ無限大のドキュメントをいくらでも読み漁ることができるのであまりキリが無いのだが、読んでいて、『おおー…

人間不信の海外旅行

僕が初めて海外旅行に行ったのはアメリカだったが、それまでとにかくアメリカというところは、拳銃も使えるし強盗も多いし、日本人はナメられるのでとても危ない場所、というイメージがあった。実際いってみると(といっても子供だったので危険を感じ取る能…

iPhone着メロを入れてみる

iPhone4のに初期導入されている着メロは、ことごとください物ばかりだ。昔は着メロに凝りまくって、高校の頃初めて携帯で和音の入力ができるようになった*1瞬間『悲愴ソナタ』の第二楽章をひたすら打ち込んでいた僕も、さすがに大人になってからはそうこだわ…

寝違えたら揉まない事

首がいたい、寝違えた。朝起きた瞬間嫌な予感がしたのだが、着替えて家を出る頃に痛みが強烈に増してくる。おもわず一度戻ってシャツを脱ぎ、患部に湿布をあてた。ものすごい重いものをもった翌々日のように、首から方にかけての筋肉が熱くうずいている感じ…

忘却との付き合い方

生物、特に人間に備わっている最も素晴らしい機能の一つに、"忘れる"という機能がある。人間は何かを感じ、覚え、そして忘れるからこそ80年もの長い間生きていく事ができる。嬉しいこと何か美味しいものを食べたとする。食べている間、至福の時を味わうとし…

路地の書斎

StumbleUponでなんともなしにダラダラサイトを見ていると、ふとおもしろいものが目にとまったのでご紹介。 Alleyway Abode: 4-Foot-Narrow Live/Work Writer’s Studio ん?これ何?ってなる。まあタイトルの通り、居住可能な書斎だ。 なんと横幅は2フィート…

未来(の自分)を信じるな

という後ろぐらいタイトルだが、そんなに後ろぐらい内容ではない。趣旨は、『自分は思ったより成長しないし事態が好転する事もないから、今の自分だけ信じよう』というものだ。夏休みといえば計画倒れ全てとは言わないが、ほとんどの日本人に当てはまるのが…