Thee Rang 跡地

https://solaponz.hatenadiary.jp/ 跡地

Age Of Empires, and Mythology

 ーマーだった。相当ゲームが好きで、初めてスーパーファミコンを買った小学校五年生の頃の興奮は一生忘れ得ないほど大きいものだった。ソフトはロマンシング・サガ2という奴で死ぬほどはまった覚えがある。
 基本ゲーマー少年はゲーマーのまま成長するもんだと思うのだが、僕も大学にはいってPCを触るようになってからパソコンにゲームの主戦場を移した。といっても、流行のFPS(一人称視点で敵を銃でうちまくるようなゲーム)なんかは全然おもしろいと思ったことがなく、もっぱら掲題のAge of Empires|Mythologyというのにはまっていた。
 このゲームはマイクロソフト謹製でおそらく最も有名なゲームで、プレイヤーは一国の主となり、国を経済・軍事面から発展させていき、他国からの侵略を防ぎつつも時には他国への侵略者となって領地や経済を拡大させていき、最終的に全てのプレイヤーを征服するか決められた条件を満たせば勝ちという、非常に分かりやすいゲームだ。Age Of Empiresでは歩兵や騎兵、武装船、攻城兵器などを駆使していかに相手を出し抜くかというのがおもしろい。そしてAge of Mythologyでは、グラフィックがリアルで滑らかな3Dとなり、そういった兵や兵器だけでなく、神話上の神や怪物、天変地異の力を操って敵と戦うことになる。
 大学時代の1,2年間、連れと二人でこのゲームにハマってしまい明けても暮れてもひたすら対戦や協力プレイをしていたことがあった。戦いごとに相手の戦略と自分の戦略を推測し、勝因、敗因を明らかにしてそれについて研究してより戦略を磨くというようなことをひたすらやっていた。社会人になってネット環境が貧弱なのと、相手も忙しくなったという理由からあまりする機会はなくなってしまったが、久しぶりに誰かと対戦してみたいような気がする。
 僕の敬愛するMother2をプロデュースした糸井重里氏は、

ゲームのおもしろさって、ゲームの外側に山ほどつまってるはずで、
ゲームは、その宝物を掘り出すシャベルみたいなものなんです。

という名言を残している。
 ゲームを通して僕は色々なことを学んだし、幸いにして昔両親が危惧したように視力を失う事もなかった。かつてMANGAは日本の代表的な輸出品目だと書いたことがあったが、ゲームもそれに負けないくらいの日本の十八番だ。世界中で、いたる街角で日本のゲームメーカーのハードウェア、ソフトウェアを目にする。海外で日本の料理や日本の文化について何一つ語れないのは恥ずかしいことだとよく言われるが、同様にスーパーマリオドラゴンクエストについて語れないのもイマイチパンチが効いていない。もっと言えば、ゲームはサッカーやテニス、ビリヤードとかと同じ並びで外国語の障壁を簡単に越えるコミュニケーションツールとなりうる。現に、外国人と日本人は掲題のAge Of〜シリーズでグループ間で結構交流があったりする。
 そういうふうに、ゲームもグローバルに楽しむ時代なのか。Age of Flattingな時代に、思いっきりゲームをできる少年時代をすごしたかった!!*1

*1:そしたら少しは英語とかも早くからなじめていたかもしれないので。。。笑