Thee Rang 跡地

https://solaponz.hatenadiary.jp/ 跡地

Got a new Gadget !

 レイステーションポーダブル(PSP)を手に入れるチャンスに恵まれた。というか手に入れた。でもブツは手元にない。なんか金未払いで前のプロバイダから解約されて(未払いというか、払った日にちが一日期限を過ぎていたらしい笑)、秋葉原ヨドバシカメラを徘徊しているととあるプロバイダに加入するとPSPが1000円で買えるとかいうキャンペーンがあったので思わず話を聞いたら気がついたらそのまま契約してしまっていた、という話。
 んで、ブツが手元に届くのは開通してから金を振り込んで以降との事なので、おそらく九月後半になるといわれたんだが、待ちきれないなー、、、。
 実は以前からPSPは気になっていた。ニンテンドーDSを欲しい欲しいとかいっておきながらも内心ボタンの押しにくさと画面の粗さは若干気になる所ではあった。その点、PSPの画面のきれいさは申し分ないし、無線LANが搭載されているとかいうウワサやし、メモリースティックDUOも相当値段が落ちてきていまや1GBが4000円を優に切るという素晴らしい時代だし、ネット上を軽くなめるとPSPで動くオモチャがたくさん出てくるし、もちろんMP3もきけるしムービーも見れるしブラウザもついてるし画像ビューアにもなるし青空文庫のファイル形式にも対応したビューアはあるしで、想像するだけでわくわくしてしまう。無いのは電話機能くらいのもんだ。*1
 というわけであんなに欲しがっていたDSLなんかへの興味は一切消えうせ、今はまだ見ぬPSPとの対面を待つのみ。準備万端で出迎えてやろう…
 デカくて重そうなので、持ち歩く気が失せるのが一番の心配事やな…
 ↓PSPの期待を膨らませてくれるエピソードをいくつかご紹介*2
 以下、PSPコピペまとめサイト  より引用

#
とあるところに、すばらしい教養を持ち、人生を他人のために尽くし
すべての人にとって模範となるすばらしい人物がいた。
ある日、彼の前に天使が現われた。
天使はこういった
「君は今まで悪いことを何一つ行わず
私利私欲に惑わされることもなく、すばらしい人生を歩んできた。
そんな君に褒美を与えよと神が申されたので、それを伝えにきた。
全知全能の頭・永遠の美貌・PSPの中から一つを叶えてあげよう。
どれが希望だ?」
それを聞いた彼は、ためらうことなく全知全能を選んだ。
「よろしい」天使はそう言うと、稲妻が走る煙の中へと消えていった。
その場に居合わせた者が、かすかな後光に照らされる彼に話しかけた。
「なにか分かったのか?」
全知全能を得た彼は一瞬のうちにこの世のすべてを理解した。
そして、ひとつため息をつき、こう言った

PSPを選ぶべきだった

一言: 全くロジカルじゃないところが心にくい。場面ごとの光景が神々しい光と供に目に浮かんでくるなど、ゲーテの筆を思わせる良作。


#
PSPのゲームはPS2みたいなのばっかり」って悪口で言う人がよくいるんだけど
半分当たっていて、半分間違えてるね。
何が間違っているかというと、それを悪口として言っていること。
PS2のようなゲームが多いのは、ソニーから僕達への提案。
街を歩く時も、そこがモンスターの狩場になったり、ゴルフ場になったり
あたかもゲームの空間がどこまでも広がったかのような感覚をもたらしてくれる。
ゲームだけじゃない。ときには映画のヒーローにもなれる。
お気に入りのBGMを流しながら颯爽と街をゆくこともできる。
ペンは剣よりも強しというけれどそれで縛り付けられるのはゴメンだ
誰もが望むのは、ペンよりも自由。
PSPは、ポケットの中にやってきた、自由と夢に満ちた宝箱だ

一言:ペンをアレに引っ掛けているところが小憎い。ただ、ことわざの引用が少し強引だった感あり。しかしそれを補って余りある詩的なメタファーに一層期待を膨らませられる。



N天堂はNintend*DSが新しいユーザー層を開拓したと主張している。しかしちょっと待って欲しい。Nintend*DSが新しいユーザー層を開拓したと主張するには早計に過ぎないか。N天堂の真摯な姿勢が、今ひとつ伝わってこない。例えばユーザーからはPSPはゲームのみならず、音楽、映像が楽しめるすばらしいハードだと主張するような声もある。このような声にN天堂は謙虚に耳を傾けるべきではないか▲ 思い出してほしい、過去にも何度もN天堂はユーザーの叫びを無視している。N天堂はPSPはゲームのみならず、音楽、映像が楽しめるすばらしいハードだというソニーの主張を間違いであるかのような発言をして、批判を浴びた。確かにPSPには一般層への浸透が薄いという問題もある。だが、心配のしすぎではないか▲ N天堂の主張は一見一理あるように聞こえる。しかし、だからといって本当にNintend*DSが新しいユーザー層を開拓したと主張できるのであろうか?それはいかがなものか。的はずれというほかない事の本質はそうではない。その前にすべきことがあるのではないか。 N天堂は、未来を担う一員として責任があることを忘れてはならない。 N天堂の主張には危険なにおいがする。各方面の声に耳を傾けてほしい。▲ N天堂に疑問を抱くのは私達だけだろうか。 Nintend*DSが新しいユーザー層を開拓したと主張したことに対してはユーザーの反発が予想される。 PSPはゲームのみならず、音楽、映像が楽しめるすばらしいハードだという主張を支持する声も聞かれなくもない▲ N天堂もそれは望んでいないはず。しかもNintend*DSはN天堂のソフトしか売れていないのである。 Nintend*DSは新しいユーザー層を開拓したと主張する事はあまりに乱暴だ。N天堂は再考すべきだろう。 繰り返すがNintend*DSはN天堂のソフトしか売れていないのである▲Nintend*DSが新しいユーザー層を開拓したと主張したことは波紋を広げそうだ。今こそ冷静な議論が求められる。
注:一部伏字にしました。

一言:某社社説風にきれいに仕上がっている。たかがゲーム機に社会風刺の風を吹かせた、時候柄混乱を極める政界に一石を投じる問題作。括目せよ。



少年は、勉強ができなかった。運動ができなかった。
ガキ大将からはいつもいじめられていた。
彼の元にやってきたのは、遥か未来で作られた青いペイントのロボットだった。
ロボットと少年は親友だった。いっつもささいなことで喧嘩をしてしまうけれど、
それでもやっぱり親友だった。
そんなある日のこと。
「ねえ、PSPを出してよぉ」
「だめだよ。きみはいっつもそうやって人にたよろうとする。
 そうしてるうちはPSPなんてあげられないよ」
「ケチ!きみなんかじゃなくてPSPが来ればよかったのに!」

家を飛び出してからどれだけの間、
一人ぼっちで空き地の土管の上に座っていただろう。
普段だったらすぐに探しにくるはずのロボットは、
とうとう陽が沈むまでやってこなかった。
時間が経つにつれ、
少年にはゲーム機程度でロボットを罵ってしまった自分が
なんだか悪いように感じられてきた。
「……ぼくがわるかったよ。さっきはごめん」
部屋の襖を開けながら少年は謝った。
けれど部屋の隅にいるロボットからは何の反応もない。
「なあ、つむじを曲げないでくれよ。
  ぼくときみとのなかじゃないか」
背中を向けたロボットに触れる。
ころん、と倒れると同時に丸い手からPSPが転がった。
「おい、どうしたんだよ。うごいてよ!」
何度揺すっても、ロボットは動かなかった。
 たちの悪い冗談ではないのはすぐに分かった。
PSPを抱いて少年は泣いた。あんなに酷く罵った自分に、
 青い色をした親友は最高のプレゼントを用意してくれていたのだ。





――どれだけの年月が経ったのか。
 とある小さな研究所で一台のロボットが横 たわっていた。
いまやロボット工学の俊英と呼ばれる男は、
青いボディと向かい合って一心不乱に工具を動か している。
「あと少しなんだ! このブラックボックスの部分が分かれば……」
何気なく辺りを見回して、あるところで目を留める。――PSP
「まさか、ね……」
予想に反して、
黒いシックなボディは未来の技術で作られた回路の中にぴったりと嵌った。
モーターの動く音が響き、青くて丸い形をした躯体が、ゆっくりと身体を起こす。




「――やあ、のび*くん。宿題は終わった?」




髭だらけのかつての少年は、親友を深く抱きしめた。

ありがとう。持っててよかったPSP

一言持っててよかったPSP

*1:それも下手すればPSPLINUXを走らせてSKYPEとかで実現するかもしれない。

*2:多分内容はでたらめ。