Thee Rang 跡地

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山梨県都留市の学校の先生

 て今どうやって活動してるんだろうか。普通の市の学校でならきっとそれなりに平凡に仕事をしているんだろうが、たまに普通じゃない学校や市のニュースをテレビで見て驚く事がある。今回驚いたのはなんとかとかいう読み方の難しい名前のどこかの市の話で、このリンクから辿ることができる。 概略は

  • 小学校四年生が何人かうろうろして給食を食っており
  • それを担任が注意
  • 注意の言葉は「犬や猫と違うんだから座って食べなさい」
  • それを言われたor聞いた一人の生徒は自分だけひどい言葉で怒られたというショックのあまり登校拒否
  • その生徒の両親激怒。
  • 激怒した両親の父親は日本国籍、母親は外国籍。
  • 山梨県都留市教育委員会は学年主任らに口頭で注意
  • 注意した理由は「不適切な発言だった」。

という訳で、今時というかなんというか、色々なことを示唆しているニュースだと思った。
 まず、問題となっている言葉は「犬や猫と違う」という事。この台詞に対して母親が激怒しているという事で、母親はどこかは書かれていないが外国籍とあるのでおそらく犬や猫と人間を比較するという事に到底耐えられないお国柄だったのなら仕方ないが、日本ならば幼い頃にしつけとかの過程でよく聞く台詞の一つだ。
 そして次に児童が自分ひとりに向かっていわれた言葉であると勘違いしている(と言っている)事。これは真実かウソかは判らないがもし真実だったとすれば児童は教師が誰を対象として怒っているのかが理解できなかったという事になる。記事には側で見ていた男子児童とある。側で見ていただけで自分に言われたと思うというのはまるで不自然だ。本当にそばで見ていただけなのだろうか?また、男子児童、その親は誰が注意されたのか判らないなら訊けばいいのに。
 次にそれで登校拒否をするという事。きっと怒られたことがあまりなかったのだろうか、それとも皆の前で自分だけ怒られたと感じて恥ずかしいと思ってクラスに顔を出せないのだろうか。いずれにせよ、打たれ弱すぎる。
 そして親が激怒するという事。先にあげたように外国の風習の違いと片付けるのならば話はわかるがそれなら日本国籍を持っている(であろう)父親がこのようななんの変哲も無い台詞に怒るのはおかしい。単純にこういう言い回しを知らなかっただけなのだろうか、はたまた犬や猫が死ぬほど嫌いな特殊な性格なのだろうか。
 そして最大の感心点は山梨県都留市教育委員会がこの件で学校側を口頭注意しているという事。彼らは上記のような色々な疑問を全て乗り越えて学校側が悪いと判断したのだろうか。給食中ウロウロする事をどう判断したのか知らないが、おそらく、僕の推測では彼らの組織にいるような人達の世代は小学校で給食をくいながら歩き回っているとかなりの確率でげんこつかそれに近いものをくらっていた筈だ。
 しかしその口頭注意の理由は「げんこつかそれらしきもので体罰を与えなかったから」とか、「給食の時間に席につくことの大事さについて作文を書かせなかったから」とかではなく、「不適切な発言があったから」だ。この生徒の母親と同じ国籍の人達が教育委員会にたくさんいるんだなと考えれば納得がいく。
 参考までに、
 都留市教育委員会
 http://www.city.tsuru.yamanashi.jp/ka_tantou/kyouiku/gakkou/gakkou1.htm
 から、「基本方針」を引用する。

都留市学校教育の基本方針
   由緒ある歴史と文化の伝統を有す都留市の学園都市として、 人間愛、 郷土愛、自然愛を基調とした、文化の香り高い、 明るく活力あふれる都留市の未来を創造していくことを本市教育の使命とする。
 都留市の次代を担う児童・生徒が高い知性、豊かな徳性、健やかな体をそなえ、国際的な視野をもち自ら学び、自ら考え判断し、主体的に行動できる能力を身につけることは、私たち市民の願いである。
 この願いを達成するために、地域に根ざした教育を目指し、さらには、生涯学習体系の中の学校教育の役割とその実現の一層の推進を期し、学校教育の基本方針を次のとおり定める。
1.特色ある教育課程の編成と学校づくり
 新しい時代を生きぬく基礎的能力を培うため、新学習指導要領の趣旨を生かし、児童・生徒や地域の実態をふまえた教育課程の編成を行うとともに、地域に開かれた特色ある学校づくりに努める。
2.個性重視と生きる力の育成
 基礎的・ 基本的な内容の確実な定着を図り、児童・生徒一人一人の個性を的確に把握し、個性に応じた学習指導の工夫・改善を図るとともに、障害にわたって自ら学び・考え、主体的に判断・行動し、解決し発言する資質や能力の育成に努める。
3.体験と情操の涵養
 家庭や地域社会との連携を深め、児童・生徒の健全な生活態度の育成を図る。また、児童・生徒の体験的な活動の拡充を図り、人間愛、郷土愛、自然愛等豊かな心の育成に努める。
4.健全な心身の育成
 自他の生命を尊重し、健康と安全に対する関心や態度をはぐくむとともに、障害を通じて体育・スポーツに慣れ親しみ体力の工場に積極的に取り組む能力や態度の育成に努める。

 こういう教育委員会と、上記のような保護者の板ばさみになって一体教師はどのようにして道徳教育や情操教育、倫理教育を生徒に施しているのかが単純に不思議だ。というか出来ているとは到底思えない。理想に燃えて教師になる人達がこういう不幸な境遇に立たされるのは本当に気の毒だ。僕の友達にも教師はたくさんいる。彼らはこのような教育委員会と一切の関わりを持っていないことを祈るのみだ。
 とりあえず僕がこのニュースから理解したことは、山梨県都留市教育委員会は、市内の小学校の生徒の倫理教育や道徳教育を放棄し教員の教育する権利、また生徒の教育を受ける権利、また生徒の親たちの教育の『義務』に異を唱え、生徒達が「欲望の赴くままに行動し集団行動を否定し責任者の言葉に耳を貸さず食べ物をいいかげんに食べてみんなの前で自分もしくは仲間が怒られたら学校をサボってお父さんお母さんに言いつけて学校側に文句を言って貰う」事は間違った事ではありませんとmsn.co.jpを通して全国に宣言した教育委員会(A board of education of Tsuru-shi Yamanashi-ken Japan is noting but a committiee that abandon moral educations and ethical educations, and oppose rights that children get educations and teachers train children and also children's parent's "obligation for education", and declare loudly that it children's right is something like "Behaving as u wish, and oppose group action, and ignore the words from mentors and eat lunch harfheartedly and whenever get scolded, tell ur parents about that and let them protest to school" through a major news site msn.co.jp.)なんだなという事だ。

 僕の子供がもしこの市の小学校の生徒なら、まず教育委員会に担任教師、学年主任クラスの責任者と同席して質問状を提出しにいき、同時に学年主任への口頭注意を取り消し教師の行動は不適切ではなかったと訂正させる発表を各新聞とHP、地域情報誌に掲載させるという措置の要求を他の生徒の親たちから集めた署名と一緒に差し出す。それでも学年主任への口頭注意が有効なままなら何がなんでも、子供に頭を下げてでも、事情を説明しその市の小学校以外の小学校、もしくはその教育委員会と関わりの無い(存在するかどうかは知らないが)同市の小学校に転校させる。
 日本の現行教育を嘆く識者、一般市民はたくさんいるけども、この事件に近いそういう人達はどうか何かしらの問題提起をして欲しい。