Thee Rang 跡地

https://solaponz.hatenadiary.jp/ 跡地

かっこいい人 わるい人

 っこいい!という人はたくさんいる。同様に、かっこわるい!という人もたくさんいる。誰かにそう思われるとき、思う側の人達は一体何を基準にしてそのように判断するのだろうか?
 誰しも(例外はもちろんいるだろう)、他人からかっこわるい!と思われるよりかはかっこいい!と思われる方がいいに決まっている。僕もそうだ。他人よりかっこいいデザインのWEBLOGにしたいし、人よりもかっこいい記事を書きたいと思っている。遠く及ばない目標ではあるが、しかし一つの指針にはなるし、かっこよさというアンテナを一本余分に立てることができる。
 自分の身の回りを想像してみて、かっこいい人とか悪い人ってどれくらいいるだろうか?冷静に考えて色々と思いを巡らせると、自分はこうありたいという一つの理想形が見えてくる。趣味の領域でもいいし、仕事の領域でも、家庭という領域でも、見ず知らずの他人という領域でも、それぞれかっこいい人悪い人というのを意識して見ていくと、とても現状じゃーダメやなーと、引き続き頑張って勉強なり運動なりをやっていこーという気が沸き起こる。 
 僕は、趣味を持っていてそれに誇りを持てるくらい打ち込む人がかっこいいと思う。その分野で尊敬されていればなおさらだ。趣味じゃなく、仕事でも別に構わないのだがお金のためにやってる訳じゃない何かを持っているという深みとこだわりに憧れる。学生の頃など、よく、何か一つに特化しろとか自分の得意分野を持てとか、何かの分野で他の人にはできない成果を収めろだとかの話をきいてきた。これはシュウカツ向けに聞いてきた話だが、社会人になってその重要性がわかってきた。簡単な話だ。会社の人事に認められるだとか、履歴書だとかレジュメだとかがキレイになるとかじゃなく、単純に、そういう人はかっこいいのだ。
 まあ上を見ればキリがないとして、
 自分を、かっこいいと思ってくれている人がいるかどうか 考えたことはあるだろうか?これは結構大事な事だ。以前組織の中の上下関係について色々と書いたときにも書いたが、人間、上はよく見えるが足元はあまり意識しないものだ。
 自分の事をかっこいいと思う人間がいる事を知っていれば、きっと人間はもっとすごいことをして驚かしてやろうだとか、もっとかっこいいと思わせてやろうだとかそういう心理が少なからず働く。その分野をおざなりにするわけにもいかなくなる。そのベクトルは、一件途方もないと思われる目標設定や努力の過程を積み上げる大きなモチベーションとなる。地位は人をつくるというが、このような目に見えないベクトルの力の事を言っているんだろう、と僕は理解している。例えば、ある高校の運動部の女子新入部員が、男子キャプテンを好きになりがちなのはキャプテンが新入部員の前では絶対にはりきらざるを得ないからだ。
 そしてかっこいい人は、当然影響力を持っている。影響力を持つということは、組織に例えるなら組織の人数が増えるという事だ。これをビジネスに例えると、つまりは経済規模が大きくなる事を意味する。より多くの『かっこいい視線』を受けるその人は、かっこいい視線を送る人達が想像もつかないような目標地点にあっさり到達し、想像もつかないような偉業を達成する。
 最後に、webのどこかで【影響力を生み出すのは以下の要素による】、という説をみた。一理あると思う。自分が考える『かっこいい人、悪い人』を思いながら、それぞれを見るとおもしろい。

  1. 「専門性」→すごい
  2. 人間性」→すてき
  3. 「返報性」→ありがたい
  4. 「一貫性」→ブレない
  5. 「厳格性」→こわい