映画ｘ部屋ｘプロジェクタ

　プロジェクタを欲しいと考えていた。秋葉原に行くたびにプロジェクタ専門店などを冷やかしてみたりしても、その値段にヘタレで無言で帰ってくる事が多かったのだが、この度僕の友人が生活の節目を迎えたということで、不必要になったので安く譲って頂ける事になったので、Ｎ夫妻のご厚意に甘え譲って頂いた。昨日、初めてスクリーンを設置し、部屋の中で映画を見てみたのだが、思いの外迫力があって、なかなか楽しめた。
　昨日見た映画は『โคตรรักเอ็งเลย』。主人公があまりにもウッチャンナンチャンのウッチャン/ジャッキー・チェンに似ていたのでそればっかり気になって仕方がなかった。しかしこれは監督のพิง ลำพระเพลิง氏の体験を元にして書かれており、交通事故で亡くなった彼の妻に捧げられた作品なので、多少アレンジはあるが基本的には悲しい話だ。監督しながら涙を流したという逸話があるが、だが、コメディタッチなシーンも多く、なによりウッチャン似の主人公がタイで人気のピン芸人なので、どこかおもしろい空気も流れる作品だった。こちら（公式サイト）で少し見ることが出来るので、物好きな方はどうぞ是非。サイトの作りはあまりうまくないFLASHだが、使われている写真が好きだ。
　自分の部屋がシアターになったようで少し嬉しかったし、何を呑もうが食おうがタダだし、何より終わった後にすぐ寝られるというのがプライスレスだった。元々そんなに映画好きではないのだが、あまりの快適さにもっといろんな映画を見たいと思うようになってしまった。
　とりあえず手元にあるのは、アメリコドラマの「Friends」, 「Sex and the City」,「Seinfeld」、それから「星になった少年」。フレンズもおもろいけど、Seinfeldというのがおもしろいというもっぱらの評判なので、今日はこちらを楽しむ事にしようかな。Sex and the Cityは舞台がニューヨークというのはいいんやけども男子リーマンの僕としてはあまりおもしろいストーリーではなかったのでまあ見ることはないかな。。。。
　ようやくゲーム以外に使えたので、プロジェクタ君も満足のはず。オススメDVDあったら、どなたか紹介してください。