Thee Rang 跡地

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達成する事ということ

 かを成し遂げるということは素晴らしい事だ。
 大なり小なり、意味の有無、などと二の句を継ぐ必要はない。何かを成し遂げるという事は、それがあなたの正義や信念に反しない限り、あなたが結果に満足する限り、とんでもなく尊くて得難い事だ。他人の定規や一般的な数字ではかれるものではない。例えば、出世欲の強い人があの手この手を遣いようやっと課長や部長になったときの達成感も、小学二年生が帰路に同じ石を学校から家まで蹴り続けて帰る事が出来た達成感も、どちらが大きいと決められるものではない。とある銀行が資産が10億円ある人向けに、いかに資産を維持するかというセミナーを開いたら驚くほど多くの参加があって驚いたという記事を読んだ事がある。彼らの多くは、大変な資産をもちつつも大変な不安とプレッシャーを感じていたという。いくつになっても、どれだけ地位や資産が立派になっても、心のずっと奥の方の部分であなたがが安らぎ続けられるためには、多くを成し遂げていく事しかない様に思う。
 と、改めていうまでもなく、達成するということは素晴らしい。素晴らしい人達は、色々な事を達成している。それが例え大きな目標への階段の2合目でも8合目でも、その階段を着実に登っていける人は素敵だ。そういえば企業は面接などで、受験者がどのような事を達成してきたか、を見て自社でも個人の目標、チームの目標、部門の目標、会社の目標、色々な段階を突破していける人かどうかを予測しようとする。達成はさらに一回り大きな達成を呼び、その繰り返しのパターンを身につけた人達はおおよそ容易にさらなる達成にたどり着く。彼は達成の喜びを知っている。彼は何も語らなくとも、多くの人がかれから魅力を感じ取る事ができる。
 最近、どんな達成感を覚えましたか?
 と聞かれたとして、狼狽する僕はやはり近頃疲れているようだ。達成のパターンがどんどん身体から剥がれている感じがしてもどかしい。思いっきり残業をして仕事をたくさん片づけた後に感じる達成感は、きっと何かの錯覚のようなものでその達成感がやみつきになって残業ばかりになる事は恐ろしい事だ。僕も一時期そういうのがパターンになって、終業時刻が近づく頃にようやくエンジンがかかりだすという事があった。受験勉強にも、今思えばそういうきらいがあった。本当の達成感というのは、自分の仕事を確実に、迅速にこなし、かつ周りに人に迷惑をかけず人の為になる仕事をして初めて覚えられるんだろう。
 これを読んでいる人、あなたの"達成"を、年ごとに項目別にまとめてみて欲しい。そこにはあなたの魅力もそうでない部分も現れるはずだ。僕はそれをやってみたいが公表する勇気がないので大変に臆病だ。月ごとだったら書けるかな?日ごとだったら書けるんかな?時間ごとだったら・・・・???



 そういえば、達成するにはコミットすることが重要らしい。コミットするっていうのは偉そうな言い方で僕は嫌いで、普通の言い方をするならば「宣言する」こと。「約束」すること。やと思う。僕は○○をする。僕は○○になる。僕は○○円貯金する。僕は○○を手に入れる。そういう事を口にだしていると、環境もその目標を達成できる環境に近づくし自身の意識も強まるらしい。うさんくさいけどなんか納得。けど、焦りすぎて空回りするパターンもあり得そうやな。。。