Thee Rang 跡地

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アル・ゴアにやられた

 子力発電について、これまで地震発生から色々な議論を追い、情報を集め、自分なりに考え方を持ってきた。そろそろそれをBlogに書かないと揮発してしまうと思い、今日2時間かけて、このブログの1エントリとして、僕なりに今回のフクシマの原発事故、これからの原子力発電所のあり方を総括してみるつもりだった。頑張って書き、何度も読みなおしては修正をいれた。


それが全部消えてしまった。原因は、アル・ゴアにある。


実は最近、読書量がものすごく増えている。週に4,5冊は読んでいる。主に二つの原因があり、ひとつは、通勤時間が伸びたこと。そしてひとつは、徒歩5分のところに新たな区立図書館が移設されてきたことだ。
週末ごとに図書館に行き、その週に読む本を上限ぎりぎりまで借りる。そして、それを順不同で、そしてパラレルに読み進めていく。そして今週そうして読んだ本のうちのひとつが、アメリカの元副大統領であるアル・ゴアが書いた、不都合な真実という本だ。

今日フクシマについてブログを書くまえに、この本を読了していた。地球環境の悪化を示す種々のデータに薄ら寒さを覚えはしたものの、それよりもセンセーショナルな装飾を施された文字、フルカラーで美しい写真達に見とれた。奥付を読むと"Illustrations by Micheal Fornalski, Information graphics by mgmt. design"とある。この本のこのすばらしく読みやすいデザイン、そして伝えたいことがビシバシ伝わってくる構成に惚れ惚れし、彼らに敬意を表しつつ自分なりにちょっと地球環境について考えたのだった。


その後ガシガシブログのエントリを書いていった。すぐに2時間が経った。少し疲れたので、水を飲んで一息ついた。その目にとまったのが、足元のタコ足配線だった。


「こんなパソコンでも、地球になにか悪い影響を与えてんのかなー」とか軽い気持ちで、足で配線をつついてみた。すると何が起こったか。


パソコンの電源が抜けてしまい、それまで書いていたエントリが全て失われてしまったのだった。


「うおおっっっぉぉぉ」と声にならないうめき声をあげ、僕はやけくそになって風呂にはいった。そして義憤とも言える怒りにまかせ、バスタオル一枚で今これを書いている。


まーいいや、消えてしまったものは仕方ない。次また書こう。でも、原発の事を書くのはこんなしょぼブログでも結構勇気がいるので、また書けるんかなあ。それとも、そのエントリ中では神の火がどうとか人類がどうとかセブンシスターズがどうとかバチあたりな事を書きすぎて、神様か石油カルテルのエージェントが怒って、わざとパソコンの電源が抜けやすくされてしまったのかもしれないなー。すいませんでした!