Thee Rang 跡地

https://solaponz.hatenadiary.jp/ 跡地

食事中に相応しくない話題

 のイギリスでは、食事中に政治経済の話をする人間は軽蔑されるという。食事中は静かに食事を楽しむべきで、論争の生じやすいこれらの話題によって食卓を台無しにするのが無礼であるというような考え方だそうだ。
反面、アメリカではこのような考え方はなく、政治だろうが経済だろうが、飯を食いながらガンガン話し合って討論する。サンドイッチをほお張りながら、口角泡を飛ばし大統領の是非について議論するのはアメリカ中至る所でみられる光景だ(と思う)。
しかし肝心の食事の味は、前者のアメリカより後者のイギリスほうが優れているとされるのが若干おもしろいけども。

日本でも
さて、日本でも食事中に避けるべき話題というのはあるだろう。政治経済の話なんかも、特に食事中に限ったことではなく、人前でむやみやたらと持ち出すのはあまり賢明とは思われない。最近だと、原発放射線東京電力などもそういうTOPICSといえる。みなさん中途半端に詳しくなってしまい自分の意見を持ってしまった分、議論がヒートアップしてしまうのだ。
個々人にはそれなりに思うところがあり、思想など十人十色で当たり前だ。不用意にこういった話題などが持ち上がってしまうと、誰かが我慢するか議論するかしかなくなってしまう。
卑怯の味付けで飯を食う
前に、日本人は本来卑怯で悪口がとても好きだということをブログで書いた。それゆえに武士道が発展し、重宝がられたのだと書いた。この国は基本的に弱いものいじめが好きで排他的であり、噂話と村八分が伝統文化の卑怯の国なのだ。なので、ご先祖様はそれを克服しようとして、がんばって克服してきたのだった。

しかし、人の集まるところに噂話と愚痴の絶えることは無い。こういったどす黒い感情の吐露を食事中に耳に入れるのは、目の前に排泄物をぶら下げられるのと同じような行為といって差し支えない。できれば食事中くらいは御免こうむりたいものだ。

ゆるい空気の拘束力
武士道の廃れた今、人と人とのコミュニケーションは、空気とかマナーとかそういったゆる〜い縛りのもと運営されていっているが、こういった『出すべきでない話題』を、どうしても、なぜか、食事中など『出すべきでないとき』に出す人というのは存在している。
まあ仕方ないよなあと思いながらその場の人間で穏便に収束するよう話をあわせるのはめんどくさい事だが、適当に空気を戻したら後は気にせず食事に集中するのが吉だ。