Thee Rang 跡地

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東京弁

 、なかなか馴染めない。僕は関西に住んでいたときは簡単に関西弁になってしまうし、広島にいるときも二日もすれば広島弁になってしまうので東京弁も一緒やろうと思っていたらレベルが違って焦った。今日は10/01で、僕が東京にきてちょうど一年と半年が経った。しかし、僕は一向に東京弁が喋れない。真顔で「ジャン」とか「チョー」という自分の姿がどうも想像できない。
 やはり、西日本と東日本にははっきりと言葉の壁が存在すると思う。海外に行った際に電車やバス、建物の中で日本語を聞くとなんとなくドキっとするように、東京の電車の中で関西弁同じようにおっ!と思ってしまう。このイントネーションはあの辺りかな、とか懐かしいなーとかしょーもない話してんなーとか。関東に住む人も同じように、関西弁を聞くとうっとおしく思ったり逆にかっこいいとかかわいいとか思ったりするらしい。(単に話し声がデカいから耳につくだけだよと言う人もいた。なるほど。)
 以前、ガキの使いかなにかのトーク松本人志が「関西弁学校を作ったら、絶対儲かる」というような事を言っていて確かにそうかもと思った記憶がある。同じ日本語なので習熟速度はめちゃくちゃ早いやろうし、関西弁を自由に使いこなせるようになると何かと便利なこともあるような気もする。外国のBARや街角で、外人と英語で談笑するのがめちゃ楽しいように、東京の人が関西で関西人と関西弁で談笑するのはきっと特別な体験になる。間違いなく。
 東京で生まれ東京で育った知り合いが、大阪で仕事をしなければならなくなった時に言葉のことをものすごく気に病んでいた。あと、怖いとか言っていた。全く好き勝手なことをいう奴やなとおかしかったが、こっちの人の関西人のおおざっぱなイメージというのは「こわい、おもろい、うざい、チャラチャラ、調子がいい」というような感じらしいのでまあ不安にもなるわな。(もちろん実際にそういう事があるわけもなく、このなかで正鵠を得ているのはおもろいという一点だけだと思う。香川県人の僕が関西にいってびびったのは、関西人のおもろさだった)。
 ともかくも、実は僕は昨年7月に二ヶ月以内に東京弁マスター宣言をしたのだが、全く達成されそうにない。もっとも一番東京で仲のよい同期がバリバリの関西弁だというのも大きな要素だが、やはり西日本でトリリンガルとなった僕にとって少々ハードルが高めの目標だったかな。。。。あと一年もすれば自然と「ちょーうざいね」とか「○○してくれない?」とか「何をやってるんだよ」とか「言ったでしょ」とか「ホントあり得ないんだけど」とかそういう言葉が口をついて出てくるようになる・・・わけないか。*1
 

*1:これは中途半端が一番よくない。下手をすると、東京出身なのに関西弁をしゃべろうとするイタイ関東人みたいになってしまう。以前一度関西に戻ったとき、つい『〜だろ!』と言ってしまい総ツッコミを頂戴して「その後の会話には必ず『だろ』をつけるルール」を策定されるなどさんざんいじられた苦い記憶がある。関東弁をマスターするなら、英語と違って短期集中学習が望ましい。