Thee Rang 跡地

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師走

 外とはっきりとしていない。

師走は当て字で、語源は以下の通り諸説あり、正確な語源は未詳である。
師走の主な語源説として、師匠の僧がお経をあげるために、東西を馳せる月と解釈する「師馳す(しはす)」がある。
この説は、平安末期の「色葉字類抄(いろはじるいしょう)」に、「しはす」の注として説明されている。
現代の「師走」と漢字の意味も近く、古い説であるため有力に思えるが、「師馳す」説は民間語源で、この説を元に「師走」の字が当てられたと考えられる。
その他、「年が果てる」意味の「年果つ(としはつ)」が変化したとする説。
「四季の果てる月」を意味する「四極(しはつ)」からとする説。
「一年の最後になし終える」意味の「為果つ(しはつ)」からとする説などがある。
語源由来辞典より(http://gogen-allguide.com/si/shiwasu.html

 それはともかくとしても、師走は忙しい。なぜかいろんなイベントが大挙して押し寄せてやってきて、体力や財力が試されるシーズンだ。週末ともなるとだいたい予定はいっぱいで、その一つ一つを消化していくだけで目が回ってしまって他の事に気が回らなくなってしまいがちになる。誰かからか何かしらの嬉しいお誘いにも苦い返事を出すことが多くなるシーズンだ。また、「忙しいから」を言い訳にしてたとえば毎日のランニングやトレーニングであったり、または毎日の勉強であったり、または読書週間であったり、を放棄してしまいがちな時期でもある。
 そう、師走は忙しいだけではなく何もかも失ってしまう恐れがある。そもそも忘年会という行事も色々な所で開催され、とある人は11月も半ばをすぎると週に2,3度忘年会が入ってくるという過酷な状況になる。ちなみに、忘年会+二次会で平均一回あたり8000円使うとすると、5回忘年会に出席するともなるとそれだけで40000を超えることになる。また食事代だけではなく交通費や慶弔費、通信費等々も重くのしかかってくる事が多く、多くのリーマン達は12月のボーナスに期待を込めてただただ減っていく銀行の残高をみつめるのみとなる。
 そんな師走が、もうすぐそこまで来ている。
 可能な限り年末にするべきことの準備をするべきだし、可能な限り今たまっているタスクは今のうちに消化すべきだ。今年も師走がやってくる!そういえば、マラソンランナーはスタートからゴール地点への90%の所を折り返し地点だと考えるという話を聞いた事があるが、広島の田舎でコタツにはいってちゃんちゃんこを羽織って、甘い蜜柑をかじりながら厚いお茶を飲んで、ゆっくりと年を越すという今年のゴールまで、あと2ヶ月ちょっと…