Thee Rang 跡地

https://solaponz.hatenadiary.jp/ 跡地

Flickr おためし

Flickrというサービスを使うことにした。理由は、さんざんこのブログで文句を言っている通り、僕がblogを書くために使っているはてなというサービスがあまりにも画像周りの実装がしょぼい為だ。以前僕がどこかでみたWEBLOGで、大変おもしろい試みとして、カバンにデジカメを取り付け、それを自動でFrickrに自動的にアップロードして、それをブログが自動で読みに行って更新するという物があった。つまり、そのカバンを持ち歩いていると周りの景色の様子がblogを通じて世界中に配信されるという仕組みだ。それを思い出して、僕もFlickrを使ってれば僕もそのblogの作者(多分女性だった気がする)のクリエイティビティとかのかけらでも味わえるかなーとか思ってしまったりして。
 なので、早速いくつか写真をアップロードしてみた。
 ↓最近みたWWFの広告?で、衝撃的だった作品をいくつか。












 いやー、前のエントリで書いたとおり、画像の情報量というのはすさまじい。環境保護に対して、聞き飽きた美辞麗句を100行並べられるよりも海亀が美しく水中をたゆたう姿をバックに"not save?"と問いかけられる方が、はるかに印象に残るっていうもんだ。しかし海がめと海の美しさは、写真よりももちろん生で観るほうがはるかに美しい。僕は幸運にもそういう体験がある。だから余計、文章よりもこの写真によって刺激される記憶だとか感情がハッキリしているんだろーなー。
 氷河にアイスの棒が突き刺さった画像はなんともポップだがシュールだ。こういうありえない比率のものを組み合わせて使うポスターは昔からあるが、こういうシリーズが大好きだ。
 昔、国語の時間に「木と家のある風景を書きなさい」という課題が授業中に出された事があった。たしか20分くらいもらって絵を書いた覚えがあるが、大半の人は家を書いて、その横に木を植えて書いていた。が、僕はちょっと工夫してやろうと思って、木の上に家が乗っているイメージの絵を書いて一人でほくそえんでいた。が、天才というのはいるものだ。その天才は、なんと、"エアコンの排気ファンまで精密に描かれた、長屋風の木造住宅の屋根にびしっと根が生えてそこからものすごく太い木が生え葉が生い茂っている"絵を書いて教師の度肝を抜いていた。まるで十数回も長屋風民家を観察してスケッチしてきたかのような卓越した画力を前提とし、奇抜でユーモラスな発想で彼の世界を一瞬にして築き上げてしまった。アレには、本当に衝撃を受けた。彼はその後医者の道へ進んだが、僕は才能の無駄遣いだと遭うたびに言っている気がする。彼なら、医者という肩書きはなくとも東京にでてきていくつか絵を書いているだけで、きっと有名になって大金持ちになれるだろうと僕は確信しているような天才。先祖もものすごく有名な人だったから、遺伝というのはあるんだなー。*1
 と、これからは、Flickrフリッカー?フリックル?読み方が謎)を活用して、画像を積極的に使っていくようなブログにしよーっと。けどもちろん主目的は文章構成や読ませ方のリハビリ的BLOGなので、そこらへんはわきまえる感じで。蟹は自らの甲羅に似せて穴を掘るという先人の至言もある。
 自分で、たくさんの人に見られ鑑賞されたり感動されたりするに堪える写真を撮れる人が羨ましい。

*1:今はその天才にmixiの顔画像を書いて頂いている。感謝。