Thee Rang 跡地

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青木まりこ現象@世界中の美しいLibrary

 木まりこ現象いう現象をご存知だろうか?僕はインターネットをするようになってから初めて聞いた言葉なのだが、どういう現象かというと、端的に言えば書店や図書館など、たくさんの本に囲まれた場所にいくとトイレに行きたくなる現象の事だ。(原因についてはこのへんとかを参照)。

書店に長い時間いると便意を催す生理現象のこと。椎名誠氏が編集長を務める雑誌「本の雑誌」の読者投稿欄「▲窓口」にて、読者の杉並区在住の29歳会社員青木まりこさんが告白すると、多くの同経験が報告された事から、名付けられた。
はてなダイアリーのキーワード解説より

 幸いにして、僕は今割りと手軽に図書館に行く機会がある。(ものすごく小さい図書館だが、興味範囲がかぶっているので気にならない。)今日もふとした機会にふらりとその図書館に立ち寄ったが、一瞬にしてこの青木まりこ現象に襲われたのでおもろかった。ので、さっさと目的の本を借りて帰ってきた。
 僕にとって、図書館はおもろすぎる場所だった。僕は図書館で勉強をする人達が信じられない。なんであんなおもしろい場所にいって黙々と勉強を続ける事ができるんだろうか??昔、何回か友人と図書館に勉強しに行った事などもあったが、だいたい僕は勉強を始めてしばらくして飲み物を飲みにいったりトイレに席を立つとき、かえるときは本をいくつか抱えて帰ってきて勉強する友人を尻目に色々な本をめくって夢中になっていた。
 図書館には、普段お目にかかれないような豪華な紙質に美しくプリントされた写真やイラストが満載のゼイタク本がたくさんある。見たこともない写真がずらーっと並んでいて、いつまで見ていても飽きる気がしない。僕の図書館へ言ったときのお決まりコースは、まず席についてその席付近のおもろそうな本を探して、なければとりあえずこのミステリーがすごい!をとってきてパラパラとめくってから分厚い写真や資料集が並んだコーナーに向かっていろんな本をとってきて眺める、というもの。実家の近くに香川県立図書館があったので、昔から割合自然に本に親しむ事ができたのは本当に幸運だったと思っている。
 社会人になって、大きな図書館に行く機会が減った。
 ニュースを見ていると、都心では小説喫茶?やら執筆喫茶?やらが人気だというようなエントリーがあった。お手軽に図書館体験が出来るのだろうか、コーヒーでも飲みながら小説を読み流すというのは確かに洒落ている気がする。しかし、同時に大人になれば自然と図書館から足が離れてしまうという事の裏返しにも見える。本に親しむためには非常にいい試みだと思うのだが、よっぽど意識して行こうと決めないと多くの未知の図書に囲まれる機会がないというのは少し寂しい事だ。
 さて、図書館といえば壮大にならぶ本の姿が印象的なのだが、世界は広いもので信じられないくらい美しい図書館というものが存在する。そういうのを特集したWEBを以前見たのだが、URLを失念したので残念。見つけ次第リンクしてご紹介したいと思う。とりあえずFlickrの写真を、"Beautiful Labraries"で検索した結果を。→http://www.flickr.com/search/?w=all&q=beautiful++libraries&m=text

 ソルトレークシティの図書館、すごすぎる!他にもすごいきれいなのがあるので、適当にリンク。Flickrのリンクポリシーがよく分からないので、ただ写真を抜き出してくるのも悪いので写真をクリックすると、とりあえずそのAuthorのphotoに飛ぶようにしてあります。
 

北京の図書館らしい。やはりその国を代表する図書館というのはその国の建築様式(見た目だけでも)に従っているほうが美しい。その国の書物はつまりその国民の知識・歴史・文化の集積のアイコンであって、たとえばもしも日本文学だけを全て集めた日本文学図書館というのがあれば、その建築様式がヨーロッパ形式というのはなんともしまらない話だろうなあ笑。



"Another shot of the beautiful Library which I think is the most beautiful in the world. "と紹介されているのに恥じないほど美しい図書館だ。っつーか昼間の姿をみたい。



見た目だけで疲れそうになるくらい広い!これは完全に一日入り浸ってもまわりきれないんだろうなあ…。アメリカのスケールのでかさを感じる。中庭にパラソルがあったりしてまったりできそう。



なんともいえない不思議な空気が漂っている。"stunning,nothing but stunning."とコメントがあるがその通りやろうと思う。こういうところで読書をするとなるとついつい身の丈に合わない高尚な本を手に取ってしまいそうな気がする。



コインブラ大学というポルトガルの名門大学らしい。
名門の空気と伝統がこちらまで薫ってくるようだ。


 つーかflickrってすごいなあ、、、僕としてはyoutubeよりはるかに衝撃的だ。壁紙に堪えうるサイズの写真もたくさんあるし、回線速度とかサーバの能力さえ快適ならば(まあ今でもマシな方だと思うけども)いつまでもFlickr内をうろうろしてしまいそう、、、笑