Thee Rang 跡地

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体重・体脂肪率の絶望

 うも太ってきてしまった。おととしの四月に今の会社に入社して以来、一年で体脂肪率が前年比30%増加した。それから数ヶ月たったが、最近鏡で自分の姿をみて愕然とすることがある。僕の家の洗面所は壁一面が鏡で、余計に目に付いて不愉快だ。横から自分の身体を見たときなど、絶望で死にたくなる。
 思えば、食べても食べても体重が増えない事に悩んだ学生時代だった。僕はハンドボールをしていたが、あれは格闘技にもたとえられるほど当たりの激しいスポーツで、ガタイがだいぶものを言う。スピードがあってもイカツいやつに当たられて組み伏せられてしまえば動くこともできなくなるので、体重を増やす事というのはかなり大事な事だった。僕は大食いだったし、ひたすら飯をくっていたがまったく体格に繁栄してくれず、よく先生からひょろいひょろいと冷やかされたものだ。
 受験、そして大学入学、そのころからあまり動かなくなったがしかし体型などはあまり変わっていなかったように思う。僕が体型の変化を感じたのは、ボクシングを始めたころだった。
 ボクシングといっても、知り合いのジムに練習生として週に2,3回通っていただけだった。公式の試合に出ようとおもったら選手登録やら健康診断やらが非常にややこしいので試合には出ず、試合に出る選手の調整相手のスパーくらいしかやった事がなかった。
 つまり、ボクシングの練習はしつつも、減量ゼロ。これがどうなるかといえば、見る見るうちに筋肉が身体についてムキムキになっていく。そのうち、プロレスラーみたいな体格になって、まだ運動を続けている頃はよかったんだが、就職活動などで中断してしまってからがやばかった。どんどん筋肉は脂肪に変わり、そしてそいつらは落ちることはない。身体から筋肉の線が消えていくのが日々分かるのはほとんど拷問にちかい苦しみだ。そして、今や筋肉の線とかいうレベルではなく、きっと内臓の周りとかに脂肪がこびりついてしまっているのだろう。
 ガキの頃、僕の好きだったラジオ「赤坂泰彦のミリオンナイツ」で、誰かが「出た腹を引っ込めるのは腹筋して腹筋をつけるより10倍難しい」というようなことを言っていた。昔はそうなんかなあ、と思う程度だったが今や悲しいほどにその言葉に共感してしまう自分がいる。
 そこで、下の選択肢のダイエットプランを思いついた。

  1. 肉を数ヶ月、一切絶つ
  2. 晩飯を数ヶ月、一切絶つ
  3. ジムの会員になって毎日しっかりメニューに沿った運動をする

 この中で、手軽で効果的なのってなんだろうか・・・?間違いなくジムは効果があるだろうが、しかしかなり根性がいる。いわば、もう一つの仕事を持つようなものだ。肉類を絶つっていうのは案外簡単にできそうな気がするのでチャレンジしてみるかな。。
 同様の悩みを抱えている人は、このBLOGの読者には結構いると思われるが、こういう、人間のアイデンティティの根幹部分に関わってきかねない重大な問題には、協力しあってしっかり向き合って解決していきましょう。