PCのデータをバックアップするときって、何が一番いいんだろうか・・・・？
僕が大学生くらいの頃までは、CD-Rがデフォルトだった。だいたいのファイルは７００MB以内におさめるのが暗黙の了解みたいなところがあった。写真なども、CD一枚の容量を意識してリサイズやフォルダ分けをしていたものだ。が、CD-Rの普及後程なくして現れたDVDは、しばらくはライティングのためのH/Wが割高な時期が続きあまり広まりはしなかったものの、供給過多と共にドライブの値下がりが始まり一気に広まった。僕はもうその世代ではないのであまりくわしくは知らないが、４GBくらいまではバックアップがとれるらしい。（両面？とかいう規格だと8GBまでとれるのか？）。4GBというと写真もそこそこ入るだろうし、バックアップとしてはかなり充分な容量となるかもしれない。
HDDでバックアップ
僕はCD-RからすぐにHDDでのバックアップに移行した。１，２年前のHDDの値下がりは本当に激しくて、今ではだいぶ落ち着いたものの一万以内で200GB超のHDDが買えるとあっては魅力的な選択肢となるのも当然と言える。最近などは、秋葉を巡っていると中古ショップなどで60GBが2000円ほどで出ているという事もあり、隔世の感もいいところだ。昔はCD-Rの５０枚組を値切ってこれくらいだったので、それとくらべると容量とコストを考えるだけでも半分くらいは得をする計算になる。HDDはつなげてデータを転送するだけなのでCD-Rにくらべて焼く手間もなくややこしくなくていいのが魅力的な所だ。
最近のBKUP事情を経て
デジカメがハイスペック化するにつれ、また各種ムービーデータがユーザに浸透するにつれマシンのHDD容量はどんどん大きい物がもとめられ、バックアップ用ストレージもそれだけニーズが高まっている。デジカメなどは５年前にくらべると一つの写真のサイズは６から１０倍ほどにふくれあがっており、簡単にいうと二ヶ月のデジカメデータでちょっと前の一年分の容量が必要になってくるという訳だ。こういう風に、バックアップという地味な作業の積み重ねを経て、今この時代に有り難くも格安で大容量記憶装置が使えるという訳だ。かつて、「経て、経て、経続けられるかどうかなんだよ」と世界でも一位の人が言っていた。みなさん、バックアップにはHDDを使いましょう。
