Thee Rang 跡地

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手帳とは一年間のお付き合い

会人になってから、毎日手帳を持ち歩き、使用している。おそらく、会社勤めをしている人であれば誰でもそのようにしているだろう。学生でも、マメな人はいつも持ち歩いてスケジュール管理している人がいる。高校生でも、女子なんかはよく手帳を持ってプリクラを挟んだりしていた。僕も就職活動くらいはさすがに手帳を使っていたが、それでも就活が終わるとすぐに使わなくなった。が、社会人2年目あたりから本格的に使い出した。

毎年のはじめに、その1年で使う手帳を決める。社会人になった当初は、会社の季節記念品として配られる青い手帳を使っていた。これがなかなかよくできた手帳で、連絡先の整理やタイムテーブルの管理、タスク管理にかなり有用で、しかもコンパクトという手帳としてはかなり洗練されたものだった。

しかし、そのペラペラさと、洗練されているが故の物足りなさに嫌気が刺し、2008年から手帳を変えてみた。

今つかっている手帳は、これ。今年もこれにした。




最近よく文具屋で見るようになった、MOLESKINEのウィークリーダイアリー。ページを一回ひらくとその週の内容が一瞥でき、書き込み方によってはかなり便利にスケジュール管理ができる。スペースも大きいので、いろいろな文章を書きこむことができてちょっとした日記がわりにも使っている。MOLESKINEはなにより紙の質感とボールペンの滑りが最高で、僕が愛用している0.18のSIGNOボールペンでもスイスイ書き込めるので、他人から見ると、僕の手帳には細かい文字がびっしり書き込まれているようにみえて異様でもある。
手に持った感じが、しっとりとした皮のような感覚があるが、それでいてしっかりハリのある表紙・背表紙なので、非常に手に馴染みやすい。見た目も黒一色で、すばらしく美しい。特に僕はLenovoの(旧IBMの)ThinkPadのユーザーなので、Thinkpadのシックで黒い外観と、この黒い手帳の外観がとてもマッチする。この手帳を手に持って開いた瞬間、「よっしゃ仕事やろう!」って気になる所がいい。


SIGNOのボールペンはこちら。



このペンのすごいところは、なんといってもその細さ。普段、0.18の細さのボールペンなどあまり目にすることは無いのではないだろうか?僕も手帳に書きこむ以外には使わないが、手帳に書き込むのであれば細かい字がハッキリ書けるので最強に便利で、手放せない一本となってしまった。自分以外の人が使っているのは未だに見たことがない。数十本買い換えていった後で、替芯だけまとめ買いしたほうが安い(替芯は一本100円、ペン自体は市中では200円)事に気づき、20本ほど替芯を購入してストックしてある。もう3倍はストックしておけばよかったと後悔している。海外旅行にはいつも2,3本予備で持っていくほどの溺愛っぷりだ。
細い分、耐久性にやや難があり、何も知らない人が普通のボールペンのつもりでぐりぐりやると、即先端が潰れてしまう。キャップを外した状態で床に落としたりしてもアウト。それだけ繊細なボールペンだが、美しすぎるのでこれ以外で手帳をつける気にはなれない。ぜひおすすめの一本。


他にも、ブログのネタ+ビジネスのタネ用に一冊いい感じのノートを買った。MDノートとかいうやつだが、純日本製である所と、MOLESKINEはとは対極の真っ白なデザイン、下敷きとしてつかえる程度に硬度のある表紙・背表紙に惚れて買ってしまった。
使ってみてほんとにいいものならまたご紹介しようと思う。