Thee Rang 跡地

https://solaponz.hatenadiary.jp/ 跡地

先が見えない事は

 ろしい事だ。だれだって、自分が向かう先にぽっかり穴が空いていて、暗闇が落ちていたら足が竦むし躊躇する。
非常に些細な、例えば「コンビニでいつも買うエクレアが売り切れやけど、代わりにこのシュークリーム買おうかなー。でもまずかったら嫌やしやめとこ!」ってのも、先が見えないことに対する恐れから後ろ向きな判断をしている。もうちょっと規模を広げてみて、旅先のレストランにて「隣りに座ってる人も一人旅っぽいけど、話しかけてみようかなー。でも変な人だったら嫌だし、自分も変に思われたら嫌だしやめとこ!」ってのもそう。ビジネスだと、「こんなこと上司に言ったら怒られるのかなあ、でも言ったほうがいいような気がするけど・・・。いいやこのままで!」とかっていうのも、先が見えない事への恐れによる消極的判断の例だ。
なんで人は先が見えない事が怖いんだろうか?
先が見えている事に対してそこまで安心できるんだろうか?
僕はできるだけ、いろんなシーンでこういう恐れに足を取られないように行動しようと決めている。いつもと違う事や、結果を予測できない事に積極的に絡んでいこうとするタイプでありたいと思う。そうした方が楽しいし、スリルがある。スリルがあれば、失敗しても笑えるし、成功したらもっと笑える。

自分の力を出し切って暗闇に突っ込んで行った経験が多い人ほど、いろんな方向から光を照らして、そこらの空気にどんより漂う暗闇を克服できるようになるんだろうなあ。

おもしろい時代が来ると、私は思う。考えただけで背筋がぞくぞくする。思う存分、自分の力を試せる時代が来ると、私は思う。
私は、私のおやじのように、41年間も、月曜から金曜まで、家と会社の往復をしたいとは思わない。親父はつまらない人生を送ったと思う(ごめんね、父さん)。
私は、この仕事をうまくやらなければ、次の仕事は来ないという仕事が好きだ(植木屋さんのように、ハリソン・フォードのように)。喝采を浴びるか、罵声を浴びるか。私はそういう世界で生きたい。

トム・ピーターズ "ブランド人になれ!"より

携帯電話のメールに慣れてしまってから、友人や店との電話での会話が億劫になってしまった様に感じる。電話だとメールみたいにじっくり読んでじっくり書くって事ができないし、思わぬ返答が突然帰ってくるから、それがおもしろいと感じるのではなく難しいと感じるようになってしまった。よくないなー…