Thee Rang 跡地

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NASを買った、これが解だった。

 年末、茄子でNASを買った。ややこしいが、茄子とはボーナスの事で、NASとはNetwork Attached Storageの事だ。製品名は「I-O DATA 3.5インチ2台搭載 ミラーリング対応 LAN DISK LAN&USB接続ハードディスク2.0TB HDL2-S2.0」。amazonのリンクはこちら

NASとはなんぞや
NASとは、その名のとおりネットワーク上にStorage(大規模保存領域)を設置できる機器だ。ネットワークなのでUSBやIEEE1394などのI/Oではなく、全てがLANを介してやりとりされる。そのぶん速度は物足りないが、使いやすさは極上だ。僕が購入したやつの特徴は、なんといってもHDDが二台入っており、ミラーリングが可能な事。これはどういうことかといえば、内蔵のDISKは1TBx2の合計2TBだが、実質使うのは1TB分で、残りの1TB分は常に片方のDISKのコピーを取っており、一方のDISKが壊れてももう一方で代替可能という仕組みだ。壊れた方は赤ランプでお知らせしてくれるので、さくっと交換すればまたミラーリングして使える。

今は2TBのHDDをも1万円を切るような時代なので、1.5TBに載せ替えようかとも考えている。

データバックアップ手法の正解
以前にも書いたことがある(「バックアップとは、経続けられるかどうか」)が、PCデータのバックアップというのはとても悩ましい問題だ。DVDは容量的にもう厳しくなってしまったし、HDDがはいちいち付け替えるわけにも行かないし、外付けHDDは壊れたらデータが全部なくなるし…という事でしばらく僕も試行錯誤していたのだが、1TBのNASがあればほぼ充分だと悟った。これが現段階での家庭用データバックアップ手段のBESTの解だと言える。

たくさんの使い道とメリット
応用もきく。どんなPCでも家庭内の無線LANに参加していればNASの中身を見に行けるので、メディアサーバーとしても使えるし、いちいちSDカードや外付けHDDを介してPC間のデーターの受け渡しをしなくて済むので、大変簡単で良い。容量の少ないノートPCでも、家にある大量のデータにお手軽にアクセスできる。
なんなら、設定次第では外部ネットワークから家庭内ネットワークにもアクセスが可能になる。海外旅行に行ったときに、出先のカフェで知り合った大学生のバックパッカーに、自宅にある家族や友人の写真を見せたり、自宅で保存している映画や映像を一緒に見たりできるなどが考えられる。
他には、家で撮影した子供のHD-DVD動画を、実家に帰った際にノートパソコンやiPhoneiPadなどで親に見せたりという事も可能となる。

さっそく昔からそこらへんに転がっていたHDDはの中身をバックアップしていく。ミラーリングの安心度というのはすごいもので、超貴重なデータでも一度いれてしまえばほっとひと息つくようだ。既に何度もHDDを物理故障や誤フォーマットでトバしてしまっている僕だが、もっと早くNASミラーリングという選択肢に気づくべきだった。。。

 まだデータバックアップを真剣に考えたことがない人は、迷わずNASミラーリングにすべき。