Thee Rang 跡地

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Twitterでソーシャルハック

 Twitterはとても便利で楽しいサイトだが、使用に当たってはリスクを考えることが大切だ。Twitterを頻繁に使う人が陥るものとして、よく聞くリスクは以下のようなものがある。

  • ストーキングに最適
  • 思わぬ失言が炎上を呼ぶ

んで、こないだ気づいたのだが、Twitterの検索をうまく使えば、ある程度の「ソーシャルハック」も可能となる。と言ってもシンプルで簡単なものだが、一応メモ書き程度に。

  1. Googleの「リアルタイム検索」で、周りの人が呟いてそうなキーワードを打つ。
  2. 引っかかった人を片っ端から見ていき、周りの人物と見比べる。
  3. 該当しそうな人がいたら、Profileを見るもよし、Blogを見るもよし、mixifacebookから追うもよし。
  4. 目の前にいる赤の他人について、あなたは詳しく知ることができる。

1.Googleのリアルタイム検索(リンク先は"秋葉原"というワードを検索)とは、Twitterのつぶやきの内容をリアルタイムで検索・更新してくれる素晴らしい機能だ。これは震災の時のとても活躍した。例えば、「京浜東北線」などといれてほっておけば、どんどんと京浜東北線に関する運行情報がUpdateされていくので、電車が走っているかどうかが分かる…というような仕組みだ。
つまり、Twitterのつぶやきをリアルタイムに検索する事ができる。
例えば今あなたが、六本木のハードロックカフェにいるとする。そして、手元で"六本木 ハードロックカフェ"とかっていれてリアルタイム検索すれば、「六本木ハードロックカフェなう」とか呟いている人が何人か出てきて、前後のTweetsとかProfileを参照しながら周りの人をよーく観察すると、誰が何を呟いているのかが見えてくる。SNSなどからある程度情報を引っ張ってこれれば、立派なソーシャルハックの完成だ。

なんかすごく当たり前の機能をつかって当たり前に調べているだけなのに、プライバシーが漏れる恐れがあるというのは結構おもしろい、というかおそろしい。

先週僕は実際この手口で、アキバのカフェでとなりの席に座ったいかにもオタクな四人組全員のTwitterアカウントとblogを入手する事ができた。年齢や職業(会社名も)もだいたい書かれてあった。なんなら、出版している同人誌やそこに集まっている理由なども書かれていて、かつ彼らはとくにGeekだったのでリアルタイムで呟き続けており、見知らぬ隣席グループの人たちがどういう人達で何を考えているのか、まる分かりだった。
彼らもまさか、隣に座って必死でPCに向かってなにか打ち込んでいる(このときは書物をしていた)兄ちゃんが、自分たちの情報を握っているとは夢にも思わなかったろう。