サバイバルゲーム!
男なら、誰でも一度はエアガンやガス銃で遊んだことはあるだろう。僕も中学校のころに2,3丁エアガンを持っていて、よく遊んだものだ。
遊び方は色々だが、虫を撃つのが多かった(虫さん達ごめん)。田舎だったので、デカい蛾や蜘蛛を見つけては、撃ちぬいていた。3,4千円ほどのエアガンでも、「当たり」のものは半端ない精度で、部屋の端から対角にいるちっちゃい蜘蛛を、7〜80%位の確率で命中させられるほどだった。
しかし当然成長するにしたがってそこまでの興味はなくなり、完全に僕のエアガンは実家のオブジェと化していた。
ところが。
社会人になって入ったあるプロジェクトでは、月に1,2度ほど夜勤というのがあった。夜に出社して作業をしてから一休みしていると、プロジェクトメンバーの一人がスポーツ新聞を広げて読みだした。その新聞の片隅に、「都会でサバイバルゲーム!」とかいう広告があり、ちょっと借りて読んでみた。曰く、サラリーマンが会社帰りにふらっと寄れるようなサバイバルゲームフィールドが新規オープンとの事。
夜勤のテンションもありメンバー一同で盛り上がり、全員サバイバルゲーム未体験だったので、よし、いつか行ってみよう!という事になった。
しかし都合が会わず開催できないままときは流れ、サバイバルゲームの話は忘れられて言った。
ある時、僕は仲の良い同期とどこか遊びに行こうという話になったときに、この事を思い出し提案してみた。最初は渋っていたメンバーも、最後はノリ気になってくれたので、勢いで強引に開催した。
会場は千葉のとある駅近く。大きな建物の中が体育館のようになっており、中にはちっこいビルや足場、などが構築されていて、市街戦さながらのゲームが楽しめるところらしかった。
実際には、
- 入店
- 控え室へ行き着替えなど
- 銃(ガス銃)とマスクのレンタル
- ガスの購入
- 銃の取り扱い説明
- 試し打ち、的撃ち練習
- チーム分け、戦闘開始
- 勝負がつくまで戦闘
- 控え室でリプレイを見たりしながら休憩
- 〜繰り返し、適当にカップラーメンなど〜
- 終了、着替え
- 機器の返却
- 支払い
というような感じだった。
これが、本当に、かなりおもしろい!
誰かに撃たれる恐怖に身をかがめるのもスリルがあるし、露出覚悟で、高所から低所の敵を狙い撃ちするもよし。低いところから高いところを狙うのは本当に難しい(というか不可能に近い)ので、高いところの取り合いになったりするのだった。
また、誰にも気づかれないように待ち伏せをしている敵に、こーーーっそりと近づいて背中から銃で撃つなどもとても楽しい。ゲームとはいえ、戦争ってこんなんなのかなあと思える。
あと僕はフィールドでビデオを回してたりしたので、さながら戦場カメラマンのような感じだった。
銃を握って身体を屈めるときも、相手を見つけて狙いを定めて引き金を引く瞬間も、そして誰かに気づかないうちに狙撃されて、身体にBB弾が当たったのを感じた時も、捕まっている仲間を助けに行くときも、頭の中から興奮物質がものすごく分泌されるのを感じた。
終わったあとは皆で焼肉を囲んだが、誰がうまかったとか下手だったとか、全然隠密行動できてなかったとかの話で盛り上がった。
日頃のストレス解消に是非おすすめ!!
尚、「サバイバルゲーム フィールド」とかでググると結構出てくるのだが、千葉にはフィールドが大量にあって良い。写真を見ると、屋外のジャングルや塹壕のようなフィールドもあるので、僕も是非そういう本格的なところでサバイバルゲームをしてみたい。