Thee Rang 跡地

https://solaponz.hatenadiary.jp/ 跡地

ズがデカい

 ョッピングをしていて、服をみているとふと帽子が目に留まる。色使いがカワイくて、形がきれいだなーと思って見てみるのだが、試着することはあまりない。何故かというと、僕は頭がでかいので、たいていの場合おしゃれな帽子はまったく頭に入ってくれないからだ。

以前から、何故帽子のサイズは限られたサイズしかないのかとても不思議だった。同じデザインの帽子で、S、M、Lがあるって話は聞いたことがない。キャップなぞは後頭部のベルトでサイズ調整が出来るが、それにしたって頭の周りのサイズでしかない。いくら周りをひろげて頭に押し込もうが、帽子の大きさ自体は変わらないので、小さい帽子と大きい頭の対比が余計目立って悲惨な事になる。
しかし、確かに僕は頭はでかいが、それでも人並外れてでかいという訳でもなかろう。平均より大きめ、くらいの認識でいる。つまり、僕の頭のサイズと同じくらいの人、僕より更に大きい人ってたくさん居るはずだ。
彼らはみんな、僕と同じように、買い物にいってオシャレな帽子があっても、ちょっと心が切なくなって見て見ぬふりをしてやり過ごすのだろうか??

服飾を扱うブランド・店にとっては、これはとても残念な機会損失と思えてならない。男性の人口の3〜4割を、ターゲットから外してしまっているのだ。

身につける部位は違うが、同じく服飾で言えば、あるブランドが、『小さい部分を大きく見せる』という帽子とは真逆の発想を実現した商品を発売した。当時比較的高価だったにも関わらず、メガヒット商品となっりフォロワーが相次いだ…という事があった。

今こそ、帽子もこういった隠れたニーズにヒットする商品を世に出すべきじゃないのか。
『大きい頭を小さく見せる!』『小顔に見せる!』っていう文句を付けて売り出すのなら、ちょっとは売れそうな気がするではないか。それに、せっかくデザイン、配色を考えておっしゃれな帽子を作ったのだから、一人でも多くのお客さんにかぶってもらいたいという気持ちは無いのか。あるのなら、一人でも多くの客の頭にフィットしたサイズを出すべきだろう。なんでサイズ一個だけつくってハイお終い、なんていうのが未だにまかり通っているのか、理解に苦しむ。「頭デカい人お断りっすwごめんw」ってこと?

僕がかぶりたいのは、こういう帽子。今までこういうのでフィットしたためしなし。

ちょっとだけ大きいのを作るだけなのに、なんでないかなあ。
世の帽子屋さん、頑張って下さい!!!