Thee Rang 跡地

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航空機内での過ごし方

 近、比較的最近飛行機によく乗っている。というのも当たり前、僕も嫁も帰省するには飛行機しかない上に、出張で飛行機に乗る事もある。しかし何度乗っても、飛行機は大好きなので全く苦にならない。何度のっても、もっともっと乗りたいと思う。

第一にあの巨体が中に浮いて空をとぶというのは未だに良く分からない。すごい事だというのは分かる。第二に、そのすごい事をここまで広く一般の交通手段としてしまう現代文明がスゴイ。第三に、飛行機に乗るという事はどこかに移動するという事で、例えば旅に出るフライトだったり、実家に帰省するフライトだったりする。飛行機を降りてからの事を考えると、畢竟機内でワクワクするより他にない。なんなら、行きのフライトの空港に着いた時点で結構なワクワク感がある。

思えば僕が一番最初に飛行機に乗ったのは、大分の田舎から愛媛の飛行場まで飛ぶセスナ機だった。音がものすごくうるさくて、ジェットコースターのように揺れたのをよく覚えている。きっと、セスナに乗ったことある人って少ないんじゃないかと思うのだが、あれは怖い。しかも子どもが初めて飛行機に乗るのがセスナだったのだから、尚更だ。

さて、飛行機の中で何をするかというのは人によって様々だ。僕も色々な過ごし方をする。すこし思い出して書いてみる。


  • 寝る
    • 結構な人が飛行機に乗るやいなや就寝態勢に移行する。純粋にまとまった時間のかかる移動手段だと考えているのだろう、大人な人たちだ。
  • 本を読む
    • まとまった時間が取れるといえば、日頃積んでいた本を片付ける好機と言える。これと決めた本を一冊持ち込めば、機内は快適な図書館のような空間になる。
    • しかし欠点としては、薄暗いのでとにかく目が疲れる。夜行フライトなどでは特に。座席の照明をつけても薄暗いので、普段の読書より若干効率は落ちるし、疲れが溜まる。長時間続けるには慣れがいる。
    • 機内誌も重要なワクワクポイントのひとつ。ANAの機内誌は毎号とても楽しみにしている。どんなにコストカットをしても、あれだけはあのクオリティのまま維持して欲しい。外資の航空会社の機内誌も、毎回毎回必ず目を通す。機内販売のカタログにもかならず隅から隅まで目を通す。非日常感が増してとてもよい。
  • 映画を見る
    • 最近は座席ごとにモニタがついている飛行機が多い。G.Wに日本ータイを往復した時は、行きのフライトをも帰りのフライトも個別モニタがついていた。僕はこの映画を見るのが特に楽しみで、場合によっては日本未公開の映画を先行して楽しめたりする場合もある。タイにつく6時間の間に、僕は映画を3本見た。3本ともとても楽しめた。
  • 書き物をする
    • もう一つ、普段できない事にじっくり取り組むという意味で書物も大変はかどる。僕はMOLESKINEのメモ帳にびっしりと日記やタスクToDO管理などを書く癖があるので、飛行機の中では結構な時間ペンを握ってものを書いている。ただし、これも薄暗いのでそう捗る訳ではない。
    • PCが使える環境であれば、人によってはBlogをまとめて書いたり、書物をしたりというのが良いだろう。しかし飛行機は隣の人との距離が近いので、恥ずかしい事をかいてたりしたらすぐバレる。2chとか見るのを見られるのもきっと小恥ずかしい。涼しい顔をしてパソコンを開いてても、『今からNYだぜヒャッハー!!』とか文字を書いてたりした場合、そのギャップを知られるのもかなり恥ずかしい。
    • 前僕の斜め前に座っていた人は小説を書いているようで、機内でひたすらワードを打ち込んでいた。申し訳ないが丸見えだったので、僕も横目で眺めながらひと通り読んだが、少しマナー違反だっただろうか。
  • 飯を食う
    • 機内食はなぜあんなに旨いのか。機内食が配られるときの、あの機内のワクワク感は何度味わってもいいものだ。メニューがしょぼくても、機内食のあの味わいは上空でしか味わうことのできないいかんとも表現しがたい深みがある。国際線のいかにも食事然とした機内食も大好きだが、アメリカの国内便などのこぢんまりとした素朴な機内食も大好きだ。
      ちなみに、機内食サイトでとても有名な機内食ドットコムはとてもおもしろいサイトなので、是非見て欲しい。ファーストクラスの機内食とか、食ってみたい!


ちなみに、飛行機の座席を予約する時の小技を一つ。二人で飛行機に乗る場合、3つ並んだシートの左右両端を予約するようにする。こうすれば、例え真ん中に他人が予約してきても、真ん中は窮屈なのは当たり前なので、どちらか左右の人が真ん中の人に「お席、替りましょうか?」と言えば喜んで応じてくれる。そうすると同行者と隣同士に座れる。
そして、真ん中だけの隻というのは予約で指定されにくい場所なので、後ろの方の席をこうして予約していた場合、他の座席がそこそこうまっていても、その列には同行者と自分の予約だけしか入らない場合がある。このときは、何も心配せずに真ん中の隻を荷物置場として二人で利用し、ゆったりとした旅をする事ができる。とくに小さい子供がいるカップルにおすすめの方法。
(僕はコレを実践して、他の席が一杯なのに何故か自分たちだけ三連の席を二人で使えた、という事が何度かあった。かなり有効!)