Thee Rang 跡地

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もの探しタイム

 日のうち、あなたはどれくらい"ものを探す"のに時間を使っているか考えた事があるだろうか?
恐らく僕はかなり長い方だ。今はだいぶましになったけども、就職してしばらく経つまで、朝はただでさえ忙しいのに、ものを探す時間がとても多く、よりいっそうバタバタするのが日課だった。
ある日はサイフは簡単に見つかるけどベルトがどうしても見当たらなかったり、またある日はビシッとスーツを来てさあ行こうと思ったら、家の鍵がどこにもなくて結局探しまわって汗だくになったり…、と、そういう無駄なエネルギーを朝からどんどん発散させていた。
こいう事をしていると、ついカバンに入れたとおもっていたSUICAを忘れたり、腕時計や携帯電話を忘れたりする事がある。なので、家を出る前は、未だに一人で「さいふー、かぎー、けーたいー、ペン(メモ専用の極細ペン)ー、時計ー、ガス(コンロの火をチェック)ー!!!」と叫んでからドアを開くのが習慣だ。

あとは、休日を挟んだ平日の開始日などもかなり危険だ。まず、結構高い確率で財布が行方不明となる。次に、腕時計もどこかへ於いてしまっている。そして、家の鍵が最も厄介な逃亡者となる。

…とここまで書いていて情けなくなるが、この、『ものを探す時間』というのを無くすとすると、人生はもっと豊かになるのではないのだろうかと本気で思う。一日のうち、平均して20分ほどものさがしをしているとしよう(職場でのものさがし、ドキュメント漁りを含めるともっと多いかも)。そうすると一週間で140分、一ヶ月で10時間弱、一年でなんと112時間もの間をもの探しに費やしている計算になる。正月三が日はモノ探ししかしていない計算になる。

多分、これをほんの半分の時間に、1/3の時間にするだけで全然豊かさは変わってくる。はず。

『もの探し病』にもっとも有効な手段は、?ものを置く場所を決める、?部屋をきれいに保つ、というとてもまっとうで基本的な事だ。これができそうでなかなか難しい。置き場所をきめても最初のうちは守るのだが、徐々に守る必要性が薄れてきて、ちょっとだけなら別のとこおいてもいいか、ちょっとだけならカバンにいれっぱなしにしておいてもいいか…という人間の甘い性根が出てきてしまい、結局またものさがしをするハメになる。

なんかもの探し時間を少しでも短くする方法ってないものか。常々考えるけども、結局横着をせず毎日きちんと部屋の管理をするという所に行き着いてしまうので、改善は容易ではないなー。

とりあえず、目下の強敵はiPhoneの充電器。いつも欲しい!!!という時に限って行方をくらます。
これには、カバンの中にポケットが付いている仕切りをいれ、その仕切の一つに常備させておくという鉄則を作る事で対抗している。いまのところ、この対抗策は功を奏しているように見える。。。。