Thee Rang 跡地

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フェリーで瀬戸内海を

 んなニュースを見つけた。まじかよ。

フェリーから海に転落した男、防水携帯電話で自ら通報して救助される



フェリーから転落した男性が、自ら防水携帯電話で118番に通報し、転落から約40分後に無事救助された(産経新聞の記事読売新聞の記事)。救助地点は高松市の女木島の西約2km。
低体温症にはなったようだが、奇跡的な救助劇だったと思う。携帯はカーゴパンツのポケットに入っていたようだ。しかし防水であっても海に落ちて通話できるとも限らないし、海岸近くでないと電波が届かないだろう。事件そのものはともかく、東日本大震災でも防水携帯電話が役立った場合があったようで、個人的な次期携帯の選択条件において防水が非常に気になっている。

僕は香川で育ったので、何度もフェリーに乗ったことがある。小豆島や女木島に遊びにいくにも乗ったことがあるし、関西の大学に通っていたころには帰省の度に4時間のフェリーの船旅を楽しんでいた。最近だと、ベネッセコーポレーションのおかげでオシャレ島として急速に日本人に認知されてきた直島なんかも、フェリーで遊びにいった。

デッキから海をみると、ダークブルーで潮流も早く、あんなところに落ちてしまうと一発で死ねそうな気がする。しかも、嘘かホントかは知らないが、フェリーから落ちてしまうと、船がつくりだす海流に巻き込まれて、なかなか浮んでこれないといったような話も聞いたことがある。なにより、狭い瀬戸内海とはいえ数メートル下にはどんな生物がいるのか全く分からないブラックボックスの世界だ。実際に瀬戸内海でサメに食い殺されてしまった人もいる。

とてもではないが、たとえ防水携帯電話(このニュースは本当は防水携帯でも無かったらしいが)を持っていても、あんなところに浮んで救助を待つなんて御免被りたい。

快適な海の旅
でも、フェリーの旅は大好きだ。電車や車と違って、独特のノンビリ感がある。

大抵、乗り込むときには若干テンション高めで、どんなお菓子を食べようかとかどんな景色を見ようだとか、どんな本を読もうかななどと色々と迷ったりする。さらに、乗り込む順序によってフェリーの中でも陣取れるポジションが変わってくるので、まずは居住性の確保が課題となる。

僕の場合は、PC用の電源をとれる場所を確保するのが最も大きな任務だった。退屈な長旅では、NESSNESなどのエミュレーターが大活躍する。帰省の時には、100円ショップで買った三又の電源タップをわざわざ持ち歩いて、携帯の充電をしている人に声をかけて電源を分けてもらう事もよくあった。

船が動き出したら、なんともなしに海を見に行く。遠ざかる港を確認しながら、面白みのない海面の白波をしばらく目で追って、たまに写メでも撮りながら船内に戻る。本など読みつつ、揺られるうちに眠くなってきてエンジン音とほのかな燃料の匂いのする中、仮眠を取る。いつの間にかもう間もなく到着する事を知らせるアナウンスが流れだし、慌てて下船の準備をして着岸を待つ・・・・というのが常だった。

またフェリー乗りたいなあ。山口県からフェリーで韓国とか行きたい。

フェリーから見た屋島@2009。

防水携帯
といえば、最近iPhone用のハウジング?を買った。ジップロックのゴツいやつのような感じで、透明な袋に入れると風呂の中でも快適にiPhoneを使えるのだった。1000円くらいの超安物。

半身浴をしながら将棋のONLINE対戦をしたりしてみたが、さすがに将棋は誤操作が何回かあり、難しかった。しかし、風呂の中って頭の回転が若干早くなる(と思う)ので、なかなか楽しかった。iPad用にもあるらしいから、欲しいんだけどなー。そしたら電子書籍も読めるようになってしまう。TVもラジオも聞けてしまう。海中に転落したときも、救助を要請できてしまう。かも。