Thee Rang 跡地

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auからiPhone5

 出るという話。情報リークによる交渉決裂だとか、販売ノルマに逆に苦しめられる、だとかの情報が出ているが、これがもし本当だとしたらauの逆転構成がようやく始まったのかという感じだ。
auは当初、スマートフォン市場に乗り遅れ、大量のスマホ難民を排出していた。僕もまさにその一人で、高校生の頃、浅野忠信のCMを見てからずっとau一筋で来ていたのに、永遠にスマホが出ない事に業を煮やし、Softbankに鞍替えしてしまった。iPhone4はもはや生活インフラの一環になってしまっている感じで、従来の携帯電話の多くの機能が僕には必要無かったこと、そして携帯でやりたいと思っていた事がストレス無くできる事に、本当に多くの恩恵を受けている気がしている。

Softbankに渦巻く不安
ただし、Softbankは繋がりにくい事で大変有名だ。僕も実際に試すまではよく分からなかったのだが、これが本当にひどい。
電波が悪いというと、田舎の方でdocomoは電波立ってるのに、Softbankは立ってない・・・というようなシチュエーションを想像しがちだが、現実は全く異なる。Softbankの電波障害(不足?)は、都心部こそが問題なのだ。

たとえば、人口が密集している山手線に乗っていると、品川〜上野の間ではブツブツと途切れ、ロクにインターネットなどできたものではない。細かいパケット交換で動作するTwitterやe-mailすらままならなかったりするほど酷い。通信できないので、この区間は仕方なくiPhoneローカルで動作するゲームをしたり、電子書籍を読んだりするしかない。
僕はまだ通勤や移動などで一瞬これらの場所を通るだけなのでいいのだが、これらの場所で働いている人は一日中iPhoneが繋がらないという事になる。現実的に、当然普段使いの選択しから外れる事となる。
auiPhoneでも相当のトラフィックが予測されるが、それをKDDIが全て捌ききれるというのであれば、都市部の昼間人口という大変魅力的な市場を、auがかっさらっていく事になるだろう。
事実、既にSoftbankの解約ページに繋がらないだとか、アンケートでは4割が乗り換えを検討してるだとか、Softbankにとっては洒落にならない事態が起こっている。

僕はもうSoftbankにしてしまったのであんまりauに戻ろうという気が無いのだが、電波と3G通信速度が著しく改善されるのであれば当然乗り換える。Softbank経営者の孫正義氏がただで引くタイプとは思えないので、もう一悶着二悶着あるのだろうが、それがユーザーの利益となるものであればいいのだが。