Thee Rang 跡地

https://solaponz.hatenadiary.jp/ 跡地

ラン For ダイエット

 近身体が緩くなってきた。数年ぶりに味わう気持ち悪さなので、身体を鍛え直そうと思いたち、ランニングをしてきた。そのためにシューズも買ったので、ケチな僕ならばランニングを続けないと損した気分になるだろう・・・と考えたのだが、このアイデアは結構いけてるようだ。

体質改善には時間がかかる
2005年に社会人になってから2年間、ほぼ毎日1000円はする昼食を食べ、ロクに運動をしない生活が続いた。飲み会で暴飲暴食し、休日は寝て過ごす。夜中のラーメン、おやつも学生気分でむさぼっていた僕は、体重・体脂肪率共におそろしい水準まで達していた。

しかしこれではいかんというのと結婚するというので、ダイエットと摂生に励むことになった。仕事から帰ってくるのは20時〜22時。そこから、0:00まで空いている錦糸町セントラルスポーツに運動にいく。まず筋トレで身体に負荷をかけ、そのあと水泳もしくはランニングの有酸素運動で脂肪を燃焼させるのだった。週の平日の3日はこの週間が根付いた。
夕食は摂る時間もなかったし、食べ過ぎるとジムで動けないので、ほぼ毎日冷奴と納豆を食っていた。

初めて2,3ヶ月は、全く何も効果を感じなかった。4ヶ月目くらいから少し身体のキレが戻ったかなーという間隔だったが、しかし体重と体脂肪に大きな変化はなく、まあ期待しないで気長にやろうと構えていた。

半年ほどでこの習慣を止めてしまったが、驚くのはやめてからだった。もうジムに通っていないのに、どんどん体重と体脂肪率が減っていく。普通に食事を摂るようになっても、体重/体脂肪率は下降線を辿っていった。この下降はその後1年〜2年も続いた。つまり、半年で行った体質・習慣の改善は、その後2年間は尾を引き、いい影響を与え続けていたのだった。

ダイエットに王道なし
ダイエットは勉強に似ている。王道がない。巷には、『楽してダイエット★』とか、『たった二週間で5キロ痩せる!』とかそういう本が氾濫しているが、見せかけだけの体重を落したところで長期的に見て意味がないのは分かっている。ちょうど試験前の一夜漬けで英単語を数百覚えても、1週間経てばほとんど忘れているのと同じ様に。

本当に効果のあるダイエットをしたければ、摂生をして生活習慣を改善するしかない。そんなのは言われなくても当たり前で、誰でも本当は分かっている事なのだが、誰も認めたがらない事なのだ。だから、半分詐欺のようなタイトルの本やDVDが飛ぶように売れる。食品名に、痩せるとか脂肪の燃焼を促進するとか肥満を抑止するとか書けば売れるというのは、公然の事実となっている。

というわけで、僕もしばらく体質改善に取り組もう。長い目でみて、来年半ばくらいまでには、摂生と生活習慣の改善を・・できるといいなあ。独身時代と違い、子供がいる環境で体質改善を行うのは、数倍のエネルギーが必要な事は間違いない。しかし、敗退の色濃厚であっても、チャレンジする事は無駄にはならない、はず、だ。。。


お父んの59回目の誕生日に、こういう事を考えた。