Thee Rang 跡地

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金持ち感覚

Naverまとめでおもしろそうな記事があったので読んでみた。
〔セレブ〕お金持ちって金銭感覚が違うなーと思うエピソード集
http://matome.naver.jp/odai/2128021181551146301

奥さんが、子育てに飽きて、仕事がしたい〜って言って、旦那が、会社を設立してプレゼント

高校のとき、クラスメイトに電話したら、「お嬢様ですか?少々お待ちくださいませ。」 といわれて焦った

「月12万なんて家賃にもならないじゃないの!」

「オーストラリアまで、いくら位かかるんですか?」と旅費を聞いたら
「え?知らないけど」

どこかがらお金持ち?
よく議論になるのが、『どこからがお金持ちと言えるのか』という問題。
これはとても興味深いのだが、例えば年収500万の人が年収3000万の人を見ると、「おお!お金持ちだなあ」などと思うものだが、しかし年収が3000万あってもその分税金は重くのしかかってくるし、子供が4人くらいいて全員が私立大学に進学したりしたら、家計はかなり厳しくなるのではなかろうか。DINKSでそれぞれ年収500万の夫妻生活のほうが、リッチな生活を送れるだろうなあというのは感覚として納得できる。
すなわち、年収ではお金持ちかどうかは語れないという事だ。

そこで、不労所得という言葉が出てくる。

一般的に金持ちというイメージを持つのは、やはりこの不労所得による生活の『余裕』が決め手になる。たとえ年収500万で平のサラリーマンをやっていても、年に2,3ヶ月も休暇をとり、遠い異国へと趣き高級ホテルに高級レストラン三昧…となると、これは文句なくお金持ちと言えるだろう。これを可能にするのが、この不労所得というやつだ。

不労所得を得る手段はいくつかあるが、たとえば思いつくのが不動産投資という奴だ。不動産をガツっと買って、それを貸して月々の借地代や家賃をもらっていれば、それは不労所得といえる。他には、ライセンスというやつ。この商売をするなら、この商品を使いたいなら、定期的に私に金を払わないといけません…というようなものも不労所得といえよう。初期投資は必要となるが、そのリスクを犯してでもその後家で寝ていても金が入ってくるシステムを渇望する人が、世の中には無数に存在する。
成功すれば旅行にも行き放題、うまいものも食い放題・・・・失敗すれば、食い物にも困るその日暮らしの生活。割合的にどちらが多いかおいえば、それは言うべくもないだろう。

金持ち喧嘩せず?
金持ちにまつわる格言は、洋の東西を問わず数々存在する。ここで紹介する事はしないが、いずれも言い得て妙なものがたくさんあり興味深い。
僕は、『日本人とユダヤ人』という本でよんだユダヤ人の考え方にとても興味をもった。その後もユダヤ式金儲けだなんだといろいろ本が出たりしていたが、到底日本人には無い発想で、新しい物の見方を与えてくれた。

日本人は、金にガツガツする事をあまり良しとしない。なので、本当のお金持ちは決して目立つような行動はしないし、小汚いジャージで近所の食堂で定食を食べている大金持ち…のような話になんとなく安心感を覚える。

対して中国は金儲けに対してまっすぐで、むきだしな印象を受ける。あれだけの人口であれだけの規制にまみれた社会なので、当然といえば当然なのかもしれない。戦乱に明け暮れた歴史を紐解いても、天才たちによって導入された共産主義というシステムでの振る舞い方という点を考えても、彼らは我々日本人よりも金持ちに対する魅力を、人間社会での金の力というのを、よーく知っているから、なのかもしれない。

あなたの周りで、底しれぬ金持ちというのは存在するだろうか?そして、その理由は何か考えたことがあるだろうか?僕はあまり考えたことがないし、そういうのをガツガツ考える人をみて、その動機に興味を持つと同時に尊敬の念すら抱く事がある。これでいいのか、資本主義に生きる自分としては悩む所でもある。うーん。。

…などと、晩飯の素うどんをすすりながら考える秋の夜長だった。とさ。