Thee Rang 跡地

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天才・岡田あーみん

 いっても、大半の人は、岡田あーみんって誰だって感じなんだろうな。岡田あーみんとは、僕が大ファンだった少女漫画家の名前だ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A1%E7%94%B0%E3%81%82%E3%83%BC%E3%81%BF%E3%82%93
岡田 あーみん(おかだ あーみん、女性、1965年8月14日 -[要出典])は日本の漫画家。沖縄県生まれ。大阪府立北野高等学校大阪府立大学卒業[要出典]。高校在学中の1983年に「米須(よねす)あーみん」の名で投稿した「お父さんは心配症」が第162回りぼんNEW漫画スクールの準りぼん賞を受賞、『りぼん』5月号に掲載されデビュー。後に岡田に改名し、同作で連載を始めた。

僕は相当マンガを読んだ、かつ現在も読んでいる。ジャンルは問わず、少年漫画はもちろん姉貴の持っていた少女漫画、青年漫画、マイナー系マンガ、本当に色々と読んだ。その中でも、ことギャグマンガというジャンルに言及するならば、うすた京介の『すごいよ!マサルさん』とともに岡田あーみんの『こいつら100%伝説』は、世界史の年表に載るレベルの大作と言っていいように思われる。
こいつら100%伝説』ストーリーは、三人の少年忍者が、ある高名な忍者に弟子入りし、そこにお忍びで預けられている姫をめぐって繰り広げられる日常活劇…という事なのだが、これがもう、少女漫画雑誌に連載されていたとはにわかに信じがたいほどの衝撃的なギャグシーンが繰り広げられる。

キャストの設定といい時代背景の設定といい、今リメイク&映画化とかしたらかなりおもろいのになーとか思う。『こいつら100%伝説』の映画化、決めるならいまのうち!

この岡田あーみんは、そのインパクトと評価の割には漫画家としての活動期間は短く、代表作も少ない。それは、『お父さんは心配性』、『こいつら100%伝説』、『ルナティック雑技団』の三作だけだ。明らかに新作を待ち望むファンはたくさんいたにも関わらず、ぱったりと筆を置いてしまった。

このときのりぼんの系譜をひもとくと、この岡田あーみんの漫画は別格として、りぼんには異色とも言える作品がもう一つあった。それが、『ちびまる子ちゃん』だ。しかしこちらはメガヒットとなりもはや国民的アニメの地位を確率し、さくらももこは漫画の枠にとらわれず、その才能を発揮している。Wikipediaにも載ってあるが、さくらももこ岡田あーみんとコラボした事があり、そのときに岡田あーみんを"美人"と評した事は、今でも語り草となっている。事実、岡田あーみんのあまりにやる気のない自画像とは対照的に、写真に見る本人の顔立ちは整っていて、当時のアイドルのような風格さえ漂う。文句なく美人だったろう。

自画像(左上)        →        写真
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現在は、漫画界からひっそりと身を引き、今は生まれ故郷の沖縄で主婦をしていて取材お断り、当時の話は黒歴史となってしまったというウワサが実しやかに語られているが、果たして事実なのだろうか?
Wikipediaの生年月日情報を信じるならばもうすでに46歳、お子さんが居たとしてもそろそろ自立するお年頃。是非是非、日本を元気づけるためにも今一度ペンをとって欲しいと願うファンは、僕の他にもたくさんいる・・・はずだ。
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