Thee Rang 跡地

https://solaponz.hatenadiary.jp/ 跡地

論考:若気の至りとしての哲学

 学書を読んだことがあるだろうか。巷の哲学入門書とやらを開いてみると、理解する事自体が苦行のような非常に混みいっており曖昧模糊とした主観的な文章に、起承転結も論点整理もなく謎の論理飛躍が延々と続く、読書のおもしろくなさを凝縮したようなものがそこら中に溢れかえっている。
僕は若いころ、この哲学書というもの数冊にハマっていた時期があった。

なにやら難しい事がかいてある。
読んでみると、なんとなく理解できて、なんとなく成る程と思わされる所がある。
多くの訳の分からない説明の中に、たまーにそういうとても面白そうで真理そうなものが目についたりした。あの頃、思春期に様々な思い悩みを抱えた学生が、一種の思考(思想)の拠り所として哲学書を手に取るのは、そう咎められたものではないように思う。

哲学の元来
古代、哲学とは自然科学を含めた学問として扱われていた。おそらく哲学が無いと、今の数学も、天文学も、地学も存在する事ができなかっただろう。今でこそ定理がはっきりとして自明として扱われる事項(例:重力)であっても、当時はその概念すら無かった。そこに、抽象的アプローチとしてまだ無いものを考えるという意味での哲学がもたらした発見は、とてもではないが数えきれるものではないだろう。

そう考えると、現在、哲学を考える事はやはり未来で自明となる、現段階では未発見の事項に近づくためのアプローチとなりうると考えるのは帰納的に考えてとても自然な事だ。見えざるものを見る、語られざるものを考える。そこに哲学の面白みがあり、ダイナミズムがある。

友と語らう
高校の頃は、同じようにいくつか哲学書をかじったような友人とよく議論をしていた。子供はそれまでに自分の頭で考えるという経験がないので、考え方の指針となりうる哲学者の学説というのは判り難いなりに結構刺激的で、大哲学者の研究の集大成を、冗談をまじえつつ卑近な例に置き換えて討論を楽しんでいた。
思春期の友と語らう思春期の自分にとって、哲学は大いに意味のあるものだった。
最近読まねえ
大学3年くらいから、ほぼ一切哲学書を手にする事がなくなった。今も、哲学についての本にはほとんど接する事がなく、先日ふとウィトゲンシュタインの名前をどこかで見て、ふと思いだしたのだった。

おそらく、今は自分なりにサラリーマンとしての哲学、社会人としての哲学というのがあやふやながらも存在していて、それに沿ってうまく生きれているような気がしているから、その他の考え方の拠り所、指針というのは僕にはもう不必要となってしまったのだろう。不必要と言うか、むしろあったら邪魔なもの、とも言えるのかもしれない。

一般的に日本人サラリーマンが、哲学史上の学派の主張の理解や見識を必要とされるシーンは、ほとんど限られる。日常で教養として嗜む場合、真剣に世界の捉え方について再度拠り所を得たい場合、この2パターンくらいのものではないだろうか?もしくは、哲学を織り込んだ冗談などで微妙に知的な滑稽さを演出する時、とか。

若気に至れ
若気の至りのように、哲学者の学説について、放課後延々と討論して、最後はよくわからないね、で終わるなどという行為はサラリーマンにはもはや許されない。しかし、より広い社会を知った頭でその経験を反芻し、考え方のバックグラウンドとして思考のプロットを思い起こすのも、おもしろい試みとなるだろう。

このエントリを読んで少しでも精神がピクって反応した人は、まずはググッて哲学的思考について復習して、一冊本を取って読んでみよう。その本によって、おそらく視力が少し悪くなり、哲学が少し嫌いになり、人生が少し豊かになる・・・と、良いなあ。

100円ショップで役に立ったもの

 100円ショップが普及しだしたのはいつ頃だったろうか?街の一角にダイソーが出来て、皆が驚きと共に歓迎したのはそう昔では無かったように思う。当時は100円ショップはまだ珍しく、人と行くたびに『え、これも100円!?』などと驚き合っていたものだ。

そんな100円ショップもすっかり珍しいものではなくなってしまった。ダイソーはもちろん、シルクや100円ローソンなど、いたるところで100円ショップを見るに至った。個人商店で100円ショップを開いている所もあり、僕の家からは、徒歩で10分以内に5軒の100円ショップへ行く事ができる。
ちなみに100円ショップのシェアは、もちろんトップはダイソー(本社:広島(!))。二位のキャン★ドゥに5倍の売上高の差をつけていて、圧倒的だ。

買って良かったもの

  • ケータイ充電ケーブル(USB-携帯)

 耐久性が悪い、初期不良が多いなど冒険要素はあるが、手軽に携帯充電ができるのでとても便利で素晴らしい。AU用を会社用の携帯に愛用している。

 鉄板商品。気になる汚れや消毒などにとても手軽で便利。台所とか拭いてもきれーになる。

  • 密封ビニール袋(各種大きさ)

 ZIPみたいなパチっととめるやつがついてるタイプ。ケーブルの整理に大活躍している。ケーブルの他に、レシート類、小型電化製品(シェーバーなど)、乾電池の使用・未使用分の仕分け、カード入れ、などなど・・・使い方次第でめちゃめちゃ便利に使える逸品だ。

  • コンセント分岐タップ

 鉄板商品。コンセントを3つに増やしてくれる。旅先などでホテルについて電子機器の充電やPC用電源の確保に苦労する人がいるが、100円で一個これを買っていけば、信じられないくらい便利。国内旅行、海外旅行いずれにも威力を発揮する。ただし、安物なので溶けたりする事があり、そのへんはリスク込で。

  • メジャー

 わざわざホムセンやアキバなどで買うものでもないが、一家に一つは必要なもの。100円で一個かっておいておけばいい。

  • ピーラー(皮むき器)

 6年くらい前に100円でかったものが今もそのまま活躍している。

ジャンル別のおもんない記事

 は、逆におもんない記事はどういう特徴があるのか?をもうちょっと詳しく、追記しよう。

何事も、賛辞や賞賛よりもこういった批判や悪口のほうが好奇心をもって耳を傾けるものだ。そして悪口に眉をひそめながらも、内心は「自分だけが考えているのでは無かったか、良かった」と安心するのが常。他人が本当に読みたい記事というのは、黒い記事なのだ。人は誰でも、心に悪魔を飼っている・・・ってもういいか。そういえば前似たような事かいたっけ。

『批判/悪口の魅力』
http://d.hatena.ne.jp/solaponz/20110517

いけてないなあと思うとき
というわけで前エントリに照らし合わせると。
Newsサイト

  • ニュースなのに主観バリバリの記事だったとき。
  • そのサイトとは全くお門違いのニュースになぜか力を入れてる時。
  • 全然情報が新しくない(記事の使い回し/どっかのコピペばかり)だった時。

Blog

  • まったく更新が無いもの。
  • 悪口や愚痴、不平不満、暗い話題に満ちたもの。
  • 感情や表現に起伏が無く、人間味を感じないもの。

Facebook

  • 写真はおろかProfile写真さえ無い。
  • ゲーム?の招待や関連Updateがやたら多い。
  • Twitter転送しっぱなしでSpam化。

youtube

  • きちんと音が拾えてない/音が割れてたりする個人演奏。
  • 余計なBGMや解説が入ってしまっているスポーツムービー。
  • タイトルから内容が判り難いもの。

Twitter

  • RTばかり
  • @で誰か知らない人とやりとりしてばかり。
  • いくらつぶやきとはいえ、マジでため息レベルのつぶやきばかりのとき。

ジャンル別おもろいコンテンツの特徴

 とこうやって思いついたときに物を書いていて、はやり他人の書いたものもどんなものか気になることがある。インターネットはクリックひとつでほぼ無限大のドキュメントをいくらでも読み漁ることができるのであまりキリが無いのだが、読んでいて、『おおーすげえおもしろい!』ってなるのはどんな文章だろう?と考えてみた。

すると、いくつかのジャンル別にだいたいこうだなあという傾向が見えてきたので簡単に書いてみる。(一口にネットといってもyoutubeTwitterじゃ全く別物だし、Facebookテキストサイトでもまったく別物だ。料理というものに無数の品数があるように、ネットというものにも無数の品数があり、その品数にはさらに無数の個々人の作品がある。PCに座っているという見た目は同じようでも、Youtubeでスポーツ観戦をしているか、それともチャットでくだらない話をひたすらしているか、というのは脳の使われ方や精神への作用も全く違うものなのだろう。)

Newsサイト
本当に様々なニュースサイトを巡るのだが、やはりこういったサイトは、あるジャンルに突き抜けているものがおもしろい。あっちこっちに手を出してノンジャンルでやるニュースサイトもあるにはあるのだが、どうしても表層的な記事ばかりになってしまって読んでいて面白くない。ところどころ理解不能な言葉や表現が出てくるくらい専門的なものの方が、刺激的である場合が多い。
Blog
これも様々だが、知り合いのものはどんなBlogであれ面白い。例えば、『今日は暑かったからアイス食った』とかだけでも、それが知ってる人なら飽きずに眺めていられる。(あまり親しくない人や、知らない人のそういう記事はすぐに飽きる。)
やはり、有名人やネット上である程度認められている言論家?のような人たちのBlogというのは読んでいてとてもおもしろいものだ。単に事実や新しいロジックをつらつら並べているだけではなく、しっかり自分の意見や表現によって読者に対して心のどこかに波風を立てるような仕掛けがなされている場合が多い。僕はいつもそういうのを目指しているのだが、感想文レベルに終始することしきり。
Facebook
Facebookは基本知り合いのものしか見ないので、やはり写真が多い人のほうが読んでいておもしろい。料理の写真は食傷気味ではあるが、しかし飛び抜けてうまそうだったり綺麗な料理だったりするとやはりテンションが上がる。普通に付き合っている限りでは絶対に見ることが無かったであろうその人の親族の顔や友達付き合いなどを窺い知ることができるのもおもしろいものだ。
youtube
まず、TVやDVDでは絶対見れないものがとても豊富なので、そういったものを楽しむ。例えば、すごくマイナーなスポーツの試合や情報など。例えば、個人が勝手に撮ったスポーツ映像や楽器の演奏など。たまーーーに、音楽のPVなども見る。ギターを弾いて歌いたいときなど、Youtubeで歌ってる人の動画を探して手本にする事が多い。世界のどこかで同じ曲を弾いてる人がいて、僕はその人の顔やギター、歌声だけでなく部屋の様子やしゃべるときのクセなども知ることができる。不思議な事だ。
Twitter
Twitterは人によって使い方がまちまちだが、読んでいて面白いのはRTや@〜などのリプライが少ない人のTweetsだろう。それだけその人の考えや表現がたくさんにじみ出ているので、読んでいて飽きない。尊敬する人のTweetsがそういったものであれば、とても得した気になるものだ。そういう人ほど、『ラーメンなう』とか、『寒すぎるわ今日』とか、そういうあんまり他人にとって価値のない情報を書かないものだ。



Blogとしては最底辺にあるであるこのThee Rangだが、わずかの人にでも面白いと言われたら、天にも登る気持ちになるもんだ。いろんなジャンルのいろんなサイトを巡りつつ、やはり自分のOutputとしての表現をもっと磨くよう、意味のある時間つぶしをしたいもんだ。

人間不信の海外旅行

 が初めて海外旅行に行ったのはアメリカだったが、それまでとにかくアメリカというところは、拳銃も使えるし強盗も多いし、日本人はナメられるのでとても危ない場所、というイメージがあった。実際いってみると(といっても子供だったので危険を感じ取る能力が低かったのだろうが)、明るくて陽気な人が多く、フレンドリーに接してくれる人ばかりだったので、事前のイメージとのギャップを感じたものだ。

とても良い人ばかりだった
その時、僕が日本以外の土地を最初に踏んだのは、サンフランシスコだった。母の友人が居るとかいうので連れて行ってもらったのだが、初めて吸ったアメリカの空気は今でも忘れられるものではない。ツアーバスに乗ってあちこち引っ張りまわされたのだが、見るもの全てが新しかった。
 
売店に売っているものはほとんど見たことないものだった。中華街はとても賑やかで、きれいなブレスレットが安く売られていたのでお願いして買ってもらた。階段をおりた薄暗い地下の中華料理屋に入りツアー客でご飯を食べたのだが、中華料理の味も日本と微妙に違っていた。
海外でよくある旅行者向け犯罪
…っていうのを思い出してWebを色々みていると、在サンフランシスコの日本領事館のページに、興味深い記載があった。日本人がよく遭う犯罪の手口の一覧だった。
 
そうそう、僕の海外旅行のイメージというのは、こういう感じの危険に満ちたものだった。
 

主な犯罪手口の種類
http://www.sf.us.emb-japan.go.jp/jp/m15_01_02.htm


当地での発生の事実はあまり聞かれない手口も含まれていますが、主な犯罪手口には次のようなものがありますので、外国旅行に当たっては御注意ください(アジア、欧米を問わず、多くの国で発生しています。)。

ケチャップ・スリ、アイスクリーム・スリ
コインばらまき
ワイン・ボトル当たり屋
スプレー強盗
首締め強盗(羽交い締め強盗)
ホテルでの強盗、窃盗
昏睡強盗、睡眠薬強盗
いかさま賭博
麻薬の不法所持
夜間到着便を狙ったもの
ニセの空港出迎え
ニセ警官
クレジット・カード詐欺
宝石詐欺
暴力バー、ぼったくりバー

それぞれどういう手口かはリンク先を参照して欲しい。

海外で犯罪に遭う日本人はとてもたくさん居るが、パターンがある程度決まっているので注意を怠らなければどこに行ってもそれほど危険という訳でもない。日本で生活していても通り魔に刺される可能性もあるし、恐喝される危険もある。海外旅行では、旅行者として周囲への警戒が薄くなり、好奇心が増大する為に、日本では問題にもならないような危険にも自分から足を突っ込んでいってしまう事がままある。

安全を守るおまじない
これまで僕が感じたもので、もっとも簡単に自分を守る方法として有効な手段は、『勝手に近づいてくる奴らは一切信用しない』ということ。これさえ守っていれば、上記の犯罪の大抵のものは未然防止ができる。

海外という事で色々困ったりする事はあるし、初めてのことに挑戦してみたいという気持ちもある。しかし、そういった気持につけこんで近づいてくる外国人は、たとえ見た目が子供であれ、サラリーマンであれ、主婦であれ、女性老教師であれ、一切合切疑ってかかる事が正しい。ニコニコしていても、困ったような顔をしていても、関係ない。彼ら/彼女らは、いかにしてあなたからお金や貴重品を手に入れようかを考えに考え、そして場数を踏んで挑んできているのだ。
なにやら馴れ馴れしかったり、日本語がしゃべれたりするような奴らは、自分で自分の事を犯罪者ですと自白しているようなものだと考え、一切相手をせず一目散にその場を離れる事が大切だ。

こっちからはいける!
人を疑うことに慣れていない人は、本当に驚くほど簡単にしてやられる。そうして、彼ら/彼女らは自信を深め、次のターゲットを探しに街へと繰り出すのだった。

もちろん、海外でこちらから話しかけたりお願いしたりするのは悪い事ではない。そういう場合大抵は良い人ばかりで、快く力を貸してくれたり、助けてくれたりするものだ。話しかけた人がたまたま詐欺師や悪人だった…などというのは、よっぽど不運な限り起こりえない偶然といえる。

シンプルで大切な約束
『海外で近づいてくる奴らは全員疑い遠ざける』『困ったときはこちらから話しかける』。周囲で、旅慣れていない人が海外にいくという事があったなら、この2つを徹底的に覚えてもらうのが安全な旅行を楽しむ一助となるだろう。

iPhone着メロを入れてみる

 iPhone4のに初期導入されている着メロは、ことごとください物ばかりだ。

昔は着メロに凝りまくって、高校の頃初めて携帯で和音の入力ができるようになった*1瞬間『悲愴ソナタ』の第二楽章をひたすら打ち込んでいた僕も、さすがに大人になってからはそうこだわることもなく、特にiphone4を手に入れてからはデフォルトの着信音を使っていたのだった。

しかし、デフォルトではやはり不便がある。あらゆるところで同じ着信音の人に遭遇するようになった。iPhoneはここまで普及しているのだから当たり前といえば当たり前なのだが、たまに他人の着メロが鳴り出すと自分のかと思って混乱する事があり、やはり人とは違う着メロが欲しいと思う様になった。

そこで『iPHone 着メロ』とかでググっては見たものの、『専用ツールを使って編集』とか、『mp3を編集して拡張子をどうこうしてiTunesにいれて、同期します』とかそういう眠たい手法ばっかでまったく食指が動かなかった。そもそもiTunesを仲介しないといけないという時点でめんどくさすぎるので無理。しばらく、この件は放置していたのだった。

やり方変えたら簡単にできた
しかしあるとき、よく考えたら着メロを格納してるディレクトリに追加でデータをいれてやればいいだけの話なんじゃないか…と思い、調べてみた。そうすると、やはりそういうディレクトリがあった。WinSCPで自分のiPhoneにログイン*2したら、『/Library』というパスがあり、この下にあるシンボリックリンクの『Ringtones』というディレクトリに着メロデータが格納されている。

じゃあどういうデータを入れればいいのか?という事だが、.m4rというのがiPHoneの着メロの拡張子らしいので、これを探してきてor作ってぶち込めばいい。Webで『iPhone ringtones m4r』とかって探すと、いくらでもフリーで転がっている。僕のお気に入りをいくつか紹介してみよう。

http://www.ringtonefeeder.com/free-iphone-ringtones.html
ここにあるSteve Jobs tribute ringtone - "One more thing"というのは、ジョブズの事を歌っている?様なのだが、かなりいい感じのベルの音と歌声で、すっきりとしたメロディだ。おすすめ。

http://www.free-ringtones.cc/ringtones/Category/Funny
これはFree Ringtonesというサイトだが、ここのRIngtonesもなかなかよい。映画ミュージックやゲームミュージックが一揃いあり、さらに人のセリフや動物の鳴き声などもてんこ盛りとなっている。きっとお気に入りの一曲が見つかるはず。


…というわけで、iPhoneの着メロディレクトリに着メロデータをぶち込むというたったこれだけの事なのに、なぜか情報があまりなかったようなのでここにMemoしておくものでした。

*1:昔の携帯は、着メロを自分で作れるという機能があった。これっていつの間になくなったんだろうなー。

*2:JailBreak/要SSH

寝違えたら揉まない事

 がいたい、寝違えた。朝起きた瞬間嫌な予感がしたのだが、着替えて家を出る頃に痛みが強烈に増してくる。おもわず一度戻ってシャツを脱ぎ、患部に湿布をあてた。ものすごい重いものをもった翌々日のように、首から方にかけての筋肉が熱くうずいている感じだったのだ。

んで、しばらくもんだりさすったりしていたが、何気なく寝違いについてググってみて驚いた。なんと、寝違いは、(様々な原因があるが、たいていは)神経の接触や細かい傷が原因だ、という。筋肉的には実は何ごともなくて、神経が傷ついているので肉のあたりが痛むような感じがするだけ、、、との事だった。

つまり、痛いところをもんだりさすったりするのは逆効果で、炎症が進行してしまう。正解は、"痛くない位置で首を固定し、安静にする"事だ。

これを発見した後、しばらく机に座って首をまっすぐ上にのばし、あまり痛くない位置で仕事をしてみた。数時間たちふと気づくと、確かに寝違いが軽くなっている。首の痛みはだいぶ和らぎ、可動範囲も広まった。まったく、もんだりさすったりなど、論外だった。知らないとは恐ろしいもんだ。

他にも、内蔵が悪い事によって寝違いが引き起こされる事もあるという。内蔵の調子がわるいと筋肉のバランスが崩れ、寝ている間に自然と身体がその楽な方で固定される形となり、神経が骨と接触するなどして起床後激しく痛む、というものだ。たとえば肝臓が痛いと右側が引っ張られてしまい、翌日右を向くと痛い…という事らしい。

寝違いは正しくは頚椎捻挫ともよばれるが、これは交通事故でも発症するし、片側だけ重いカバンをかけていたり、もっていたりしても発症するらしい。首を、グリグリまわして痛い人は、要注意・・・・!